心理学研究法 IIA(心理学実験)*
総合人間科学部 - 心理学科
HPS20700
コース情報
担当教員: 樋口 匡貴
単位数: 4
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月4, 月5
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
詳細情報
概要
・実験法と観察法を題材とし,心理学実験について実践的に学ぶ ・ある研究目的に従って方法を決定し,データを収集し,分析し,結果の意味を読み取り,論文にまとめる作業を行う。受講者には各方法ごとにレポートが課され,添削指導を受ける。研究参加者の福祉と倫理的配慮についても考える。 ・本科目は心理学科2年次の必修科目であり2年次の必修科目であり,心理学演習III(いわゆる3年ゼミ)履修のための必要条件である。 【受講生への注意】 ・本科目を履修する学生は,本科目の授業掲示板に記載の要領で,Moodleの本科目のコースページに必ずアクセスし,授業開始までにメンバー登録を行なっておくこと。 ・大学内のPCでしか利用できない統計ソフトを使用する予定である。条件が整えば大学PCのリモート操作によるアクセスが可能になる場合もあるので,必要に応じて準備しておくこと。 ・実習・授業への遅刻・欠席は,原則認められない。欠席する場合には,必ず事由を事前に連絡すること。なお,根拠となる資料,あるいは保護者のサイン(押印)のある文書の提出を求める場合がある。 ・大学からの連絡を確実に受け取れるようにしておくこと。 ・SophiaメールおよびMoodle上のメッセージの確認はもちろんのこと,Sophiaメールを通常使うメールに転送できるように設定しておくこと。 ・実験の進行状況等によって,各回の授業の内容や順番が変更される場合がある。
目標
(1)研究目的に沿って実験の計画立案ができる。 (2)データを収集し,分析し,結果の意味を読み取ることができる。 (3)基礎的な統計解析の知識を有し実施できる。 (4)わかりやすく整理された実験レポートを書くことができる。 (5)研究参加者の福祉を尊重し,倫理的配慮をすることができる。
授業外の学習
毎週の授業後は以下の学習(合計380分以上)を行うことが求められる。 ・授業資料を用いて内容を復習する(40分) ・参考となる文献を読む(60分) ・各週に与えられた課題レポートを作成し,期日(原則としてその週の木曜日)までに提出する(240分) ・翌週の資料を参照し,内容を予習する(40分)
所要時間: 380分以上
スケジュール
- オリエンテーション・実験法(処理水準)第1回
- 実験法(処理水準)第2回
- 実験法(処理水準)第3回
- 実験法(両側性転移)第1回
- 実験法(両側性転移)第2回
- 実験法(両側性転移)第3回 / 観察法 第1回
- 観察法 第2回
- 観察法 第3回
- 質的研究法 第1回
- 質的研究法 第2回
- 質的研究法 第3回
- 実験法(身体化認知)第1回
- 実験法(身体化認知)第2回
- 実験法(身体化認知)第3回
教科書
指定しない
参考書
「執筆・投稿の手引き」(2022年版) そのほかは授業内で指示する。
著者: 日本心理学会