心理学基礎論
総合人間科学部 - 心理学科
HPS10500
コース情報
担当教員: 道又 爾
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金2
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
40%
レポート
60%
詳細情報
概要
心理学を専門的に学ぶ準備として,心理学の成り立ちと各分野の相互関係について歴史を重視しつつ考察する。 講義形式で,リアクションペーパーで出席を取る。期末レポートは4000字以上のブックレポート。 心理学科の選択必修科目である。 他学科生も受講できるが,希望者が120名を超える場合は心理学科生優先の機械抽選を行う。
目標
心とは何か,という問題を深く追求する。 心理学とは何か,という問題を深く追求する。 自らの心理学の対する興味を対象化・客観化する。 心理学の発想と基礎知識を身につける。 心理学をより広い学問的背景のなかに位置づける。
授業外の学習
課題レポートの作成に,授業時間外の活動が必要である。
所要時間: 200分
スケジュール
- オリエンテーション ・心理学とは何か ・レポートについて
- 第1章 人類史とこころ(1)こころの3つの問題
- 第1章 人類史とこころ(2)古代ギリシアの心観
- 第2章 現代心理学の要素(1)哲学
- 第2章 現代心理学の要素(2)医学
- 第2章 現代心理学の要素(3)社会科学
- 第2章 現代心理学の要素(4)進化論
- 第3章 心理学の対象と方法(1)科学について考える
- 第3章 心理学の対象と方法(2)心理学の対象の難しさ
- 第3章 心理学の対象と方法(3)心理学の方法の分類
- 第3章 心理学の対象と方法(4)心理学研究における倫理的配慮
- 第4章 現代心理学の転換点(1)心理学の独立とブント批判
- 第4章 現代心理学の転換点(2)行動主義と学派の時代
- 第4章 現代心理学の転換点(3)認知革命
教科書
教科書を熟読してから授業に臨むこと。
心理学入門一歩手前
著者: 道又 爾
出版社: 勁草書房
参考書
書籍情報はありません。