心理学統計法
総合人間科学部 - 心理学科
HPS10100
コース情報
担当教員: 実吉 綾子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金1
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
50%
リアクションペーパー
10%
授業内期末試験
授業期間中
20%
小テスト等
20%
詳細情報
概要
統計に関する基礎的な知識を身につけ,心理学の研究に必要な統計学の手法を学ぶ。またコンピュータを利用して実際のデータの処理,分析の方法を学ぶ。心理学においてデータの適切な収集と分析は欠かせないものである。高度な数学の知識は必要ないので苦手意識を持たずに積極的に授業に参加すること。毎回,リアクション・ペーパーの提出を行うので,わからないところは質問してほしい。 授業の案内,資料の配布や課題提出等はmoodleを用いる。
目標
統計学的なものの見方,考え方を知り,心理学の研究を計画しデータを収集・分析するための基礎的な統計学の知識や手法を身につけることを目標とする。また,表計算ソフト,RやSPSSなどの統計ソフトを用いて統計分析に必要なコンピュータの知識,操作方法を習得する。
授業外の学習
毎回の授業で課題を出すが,授業内に終わらなかった場合は授業時間外に行う必要がある。 教科書の指定個所を授業時間外に読んでから授業に参加すること。予習個所は毎回授業で指定する。
所要時間: 190分
スケジュール
- 心理学と統計:統計学の歴史と基礎,確率について
- 記述統計:変数の分類,代表値と散布度,表とグラフの作成
- 記述統計:相関と回帰
- 標本と母集団について 正規分布と中心極限定理について
- 推測統計:推測統計の考え方,母集団の推定について
- 推測統計:有意性検定について
- 推測統計:カイ二乗検定
- 推測統計:t検定(1)
- 推測統計:t検定(2)
- 推測統計:分散分析(1)
- 推測統計:分散分析(2)
- 効果量や検定力,その他の統計手法の紹介について
- まとめ
- 最終課題と解説
教科書
毎回の授業前に指定された箇所を読んでから授業に参加すること。
よくわかる心理統計・2004
著者: 山田剛史・村井潤一郎
出版社: ミネルヴァ書房・
参考書
書籍情報はありません。