ギリシア語II

文学部 - 哲学科

HPH71700

コース情報

担当教員: 荻野 弘之

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水5

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

授業参加

80%

その他

毎週,練習問題の答え合わせを行なうので,予習のため相当の時間が必要。

0%

詳細情報

概要

春学期からの継続。詳細は春学期「ギリシア語Ⅰ」のシラバスを参照。秋学期からの新規参加も認めるが,初級文法の前半部分は自分で自習しておくか,もしくは別の機会に学習済みであることが受講の条件。どこから始めるかは春学期の進度によるので,ロヨラ掲示板で告知する。 一年かけて古典ギリシア語の世界を一瞥することになる。春学期に苦労した諸君も,頂上からの絶景はもうすぐだ。語学だけではなく(美術館訪問やギリシャ料理など)広く古典ギリシアの文化を学ぶ機会も設けたい(課外の自由参加)。

目標

・(直接的には)古典ギリシア語の文法を一通り修得する(辞書を活用できるようになる。簡単な文章の意味が理解できるようになる。 ・(間接的には)ギリシア語の造語法や語彙,統語法を理解することで,英語をはじめ近代西欧語への理解が深まる。 ・母語である日本語を含む,言語使用のセンスが磨かれる。 ・古代世界の文化への関心と知識が深まる。

授業外の学習

毎時間の文法項目の暗記と反復練習,練習問題の予習。 欠席しないこと。

所要時間: 240分(哲学研究室を利用して,友人と一緒に勉強するのも可)

スケジュール

  1. 最初の時間は顔合わせ。 欠席した場合はその分,必ず自習しておくこと。
  2. 以下,教科書に従って,毎回2-3課ずつ進む(進度は多少前後する)。
  3. 同上(約音動詞)
  4. 同上(第三変化名詞)
  5. 同上(接続法)
  6. 同上(母音交替)
  7. 同上(不定法)
  8. 同上(関係代名詞)
  9. 同上(希求法)
  10. 同上(分詞)
  11. 同上(分詞の独立的用法)
  12. 同上(命令法)
  13. 同上(動詞的形容詞)
  14. 同上(否定詞)

教科書

辞書は当面不要。初回から必ず教科書を持参して授業に臨むこと。

  • ギリシア語入門(改訂版)

    著者: 田中美知太郎・松平千秋

    出版社: 岩波書店

参考書

初級のうちは辞書や参考書は,特に必要ないが,意欲ある受講生には以下の文献を勧める。いずれも図書館,哲学研究室に所蔵。

  • Introduction to Attic Greek

    著者: D. Mastronarde

    出版社: University of California Press

  • Greek Grammar

    著者: H.W. Smyth

    出版社: Harvard U.P.

  • Greek English Lexicon, Intermediate Edition

    著者: Liddell & Scott

    出版社: Oxford U.P.

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