現代哲学B
文学部 - 哲学科
HPH56500
コース情報
担当教員: 川口 茂雄
単位数: 1
年度: 2024
学期: 2クォーター
曜限: 火5
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
15%
リアクションペーパー
20%
レポート
65%
その他
授業終了前に各講師による各テーマについてリアクションペーパーを提出する。これは成績評価に関係する。
0%
詳細情報
概要
ハイデガー以後の,ハイデガーからの影響をさまざまに咀嚼しみずからの思想を展開していった,重要な思想家たちについて,概観する。 このクォーターでは,九鬼周造,アーレントなどが取り上げられる。 授業計画にあるように,このクラスは多くの学外からの哲学研究者教員の協力を得てのプログラムである。この貴重な機会に受講者のみなさんが大いに知見を広げることを期待する。
目標
・ 現代哲学における課題と問題状況へと肉迫できる精神的姿勢を培うこと。 ・ 20世紀から21世紀へと進展してゆく,哲学的な問題の立て方に習熟すること。 ・ 哲学史上の諸テーマについての理解を深めること。 ・ 各受講者がもつ主要関心との関わりで,現代における哲学の意義を把握すること。
授業外の学習
各講師の教員の各授業内容の理解を徹底化すること。筆記したノートの内容を整理し,次回の授業で理解の不十分な点や疑問点について必要ならば質問できるように準備すること。 学期末の課題レポートを準備するうえでも,授業時に挙示される参考文献や資料を積極的に研究する姿勢が望ましい。
所要時間: 190分
スケジュール
- ハイデガーの後期哲学と九鬼周造(1)【串田 純一】
- 九鬼周造(2)【串田 純一】
- 九鬼周造(3)【串田 純一】
- アーレントの哲学について(1)【青木 崇】
- アーレント(2)【青木 崇】
- アーレント(3)【青木 崇】
- クォーターのまとめ【川口茂雄】
教科書
(特定の教科書は指定しない。)
参考書
ドイツ哲学入門
出版社: ミネルヴァ書房・2024年刊行予定
ハイデガーと生き物の問題
著者: 串田純一
出版社: 法政大学出版局・2017年