文献講読(英語2年用)A

文学部 - 哲学科

HPH52900

コース情報

担当教員: 鈴木 伸国

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水1

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

20%

レポート

20%

授業内期末試験

授業期間中

20%

中間試験

授業期間中

20%

小テスト等

20%

その他

― 3回以上欠席した学生は原則として成績評価の対象としない(<自動的に>F評価となる)。

0%

詳細情報

概要

3年次の文献購読の授業への橋渡しをするために,現代の英語圏の哲学文献の中から比較的読みやすいものを選んで読む。精読と速読を併用し,テキストの分析的読解と通覧的内容把握両方の訓練を行う。英語の文献読解力の養成を最も重視するが,適宜哲学的問題をめぐる討論を行って思索を深めたい。 今期は道徳における感情や習慣,とくに否定的に評されがちな感情や習慣(「残忍さ」「」「偽善」「こび/へつらい」など)を分析する Judith Shklar の Ordinary Vices (1984)を読みます。読解を通じて,その概念用法,議論構築の方法などを批判的に学ぶことが期待される。

目標

(1)英語の哲学文献を分析的に読解する能力を身につける。 (2)英語の哲学文献を通覧的に内容把握する能力を身につける。 (3)基本的な英語の哲学的語彙を確実なものにする。

授業外の学習

(1)毎回の授業の前に割り当てられた文献を精読してくること,授業で扱った文献を繰り返し音読すること。 (2)授業で扱った箇所を授業後に繰り返し音読し,語彙と構文を体得する。 (3)本文で扱われる哲学的問題について思索し,自らの意見を授業中に発表できるよう準備する。 *90分の授業につき,少なくとも100分の予習と90分の復習が必要である。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. イントロダクション:授業の方針,扱う文献,成績評価などについて重要な指示をするので,初回授業には必ず出席すること。
  2. 精読と討論(1)
  3. 精読と討論(2)
  4. 精読と討論(3)
  5. 精読と討論(4)
  6. 精読と討論(5)
  7. 精読と討論(6)
  8. 中間的総括
  9. 精読と討論(7)
  10. 精読と討論(8)
  11. 精読と討論(9)
  12. 精読と討論(10)
  13. 精読と討論(11)
  14. 討論

教科書

テキストの入手方法について授業開始時に授業内で指示がある。

  • Ordinary Vices

    著者: Judith N. Shklar

    出版社: Harvard University Press,1984

参考書

書籍情報はありません。

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