哲学演習IB

文学部 - 哲学科

HPH52806

コース情報

担当教員: 鈴木 伸国

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木2

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

10%

授業参加

50%

レポート

40%

その他

以下の共通評価基準に基づき,各教員が勘案して最終的に評価する。 共通評価基準:3分の2以上出席し,指定レポートを提出した者については,まずC段階(70点)として評価し,上記にあげた各教員の個別評価基準によって,そこから加減する。出席や論文(レポート)提出が基準に満たない場合には,単位は与えない。 授業の具体的な進め方は,初回の授業で提示する。

0%

詳細情報

概要

哲学的な思考の仕方,テキストの読解と分析方法,レポートや論文の書き方,口頭発表や共同研究,文献の検索方法など,教員を囲むゼミナール形式により修練する。 哲学科の必修科目であることから,いずれのクラスでも,プラトン『ソクラテスの弁明』,アウグスティヌス『告白』,デカルト『方法序説』,カント『啓蒙とは何か』の4文献を共通テキストとする。なお予備日には,各教員によりその他のテキストを扱う場合もある。成績評価についても共通の基準枠を設ける。詳細は授業の際に,各担当教員から説明される。 この授業は哲学科の必修専門科目であり,本格的な哲学への最初の関門である。心して授業に臨んでもらいたい。 秋学期は,アウグスティヌス『告白』とカント『啓蒙とは何か』を精読する。

目標

(1)人文学専攻の大学生として必須の技法と作法(文献の検索と読解,研究発表と討論,論文作成など)の基礎を身につける。 (2)哲学の古典テキストの読解・分析・解釈の技法と作法を身につける。 (3)哲学的な問題をめぐる思考および討論・対話の技法と作法を身につける。 (4)哲学的な主題の論文を作成する技法と作法を身につける。

授業外の学習

(1)毎回の授業の前に,各自が割り当てられたテキストを精読する。 (2)授業で発表を担当する個人またはグループは,割り当てられたテキストの要約,解説,解釈,問題点などを口頭発表することができるように準備し,レジュメを用意する。 (3)毎回の授業後に,与えられた課題について個人またはグループで考察し,指示があれば小論文(レポート)にまとめて提出する。 (4)授業で読解したテキストの関連文献を読み,テキストの理解を深める。 *100分の授業につき,予習100分と復習100分程度の時間外学習が必要である。

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. オリエンテーション 初回授業で授業予定,テキスト,課題,成績評価などの詳細を説明するので,必ず出席すること。
  2. テキスト読解と討論(1)
  3. テキストの読解と討論(2)
  4. テキストの読解と討論(3)
  5. テキストの読解と討論(4)
  6. テキストの読解と討論(5)
  7. テキストの読解と討論(6)
  8. 中間総括
  9. テキストの読解と討論(7)
  10. テキストの読解と討論(8)
  11. テキストの読解と討論(9)
  12. テキストの読解と討論(10)
  13. テキストの読解と討論(11)
  14. 総括

教科書

テキストの版,入手方法については初回授業にて説明する。

  • 『告白』

    著者: アウグスティヌス

  • 『啓蒙とは何か』

    著者: カント

参考書

参考書については授業中に指示する。

    © 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.