ラテン語IIB*
文学部 - 哲学科
HPH31000
コース情報
担当教員: 村上 寛
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月5, 水4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
授業参加
小テスト等
その他
成績は村上と芝元の成績を平均して付けます。小テストは各担当教員がクラスの状況を見て,実施するか否かを判断します。仮に,実施しない場合は,出席状況30%,授業参加70%となり,平常点が重視されますので,毎回,予・復習に励んでください。また,文法に関わる質問や解釈に関わる問題提起は,自分以外の受講者にとっても有益ですので,積極的に発言してください。
詳細情報
概要
ラテン語の初級文法を復習しながら,ラテン語文化に触れる文献を読んでいきます。本科目は語学の授業ですが,「ラテン語」の特質に鑑み,思想や文化をも学ぶ講座にしたいと思います。 本授業では,月曜日(担当:芝元)と水曜日(担当:村上)に分かれて別々のテキストを読みますが,「ラテン語ⅡB」の単位取得には両方の授業に出席する必要があります。 各曜日の初回にオリエンテーションとテキスト配布(またはコピー指示)を行ないますので,初回は水曜・木曜共にかならず出席してください。
目標
文法規則や文の構成を説明できるようになること。ラテン語原典の読解力を身につけること。原典と翻訳の違いを知ること。テキストの歴史的・思想的背景に関心を持つこと。
授業外の学習
予・復習は必須です。自分が担当する箇所でなくても毎回予習して出席してください。予習に際しては,図書館や研究室にある各種(初級~上級)の辞典・文法書を用いて文法解析をした上で,試訳を作成してください。復習に際しては,その日の授業で扱った文法事項や解釈について整理し,不明確な点や問題提起を行ないたい箇所は次回の授業で質問・発表できるようにしてください。
所要時間: 90分
スケジュール
- オリエンテーション(芝元)
- オリエンテーション(村上)
- 訳読(芝元・1)
- 訳読(村上・1)
- 訳読(芝元・2)
- 訳読(村上・2)
- 訳読(芝元・3)
- 訳読(村上・3)
- 訳読(芝元・4)
- 訳読(村上・4)
- 訳読(芝元・5)
- 訳読(村上・5)
- 訳読(芝元・6)
- 訳読(村上・6)
- 訳読(芝元・7)
- 訳読(村上・7)
- 訳読(芝元・8)
- 訳読(村上・8)
- 訳読(芝元・9)
- 訳読(村上・9)
- 訳読(芝元・10)
- 訳読(村上・10)
- 訳読(芝元・11)
- 訳読(村上・11)
- 訳読(芝元・12)
- 訳読(村上・12)
- 訳読(芝元・13)
- 訳読(村上・13)
- 授業で扱ったテキストについて,訳文作成及び文法解析の課題を課す。
- 授業で扱ったテキストについて,訳文作成及び文法解析の課題を課す。
教科書
担当教員がプリントを配布するか,コピーの指示をします。
参考書
Latin Grammar
著者: Gildersleeve & Lodge
出版社: 各種あり
羅和辞典
著者: 水谷智洋編
出版社: 研究社,2009年
Cassell's Latin Dictionary
著者: D.P. Simpson
出版社: Wiley Publishing, Inc., 1968 他