ドイツ語IIA*
文学部 - 哲学科
HPH20100
コース情報
担当教員: 鈴木 伸国
単位数: 3
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 火1, 木1, 金1
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
授業参加
授業内期末試験
授業期間中
中間試験
授業期間中
その他
・成績評価は二名の教員による評価を総合したものとする。 ・授業回数の三分の一以上欠席した者については成績評価を行わない。
詳細情報
概要
・ドイツ語初級~中級文法の理解を深め,幅広い分野のテキスト読解を通じてドイツ語圏の思想・文化を学ぶ。 ・授業では,教員が配布するドイツ語文法問題や,現代の人文・思想の研究者のテキストから比較的平易なテキストを厳選して教材とし,そこで用いられている文法や構文を解説する。 (・週3回,2名の教員による授業。担当:火・金/加藤,木/鈴木。 ・成績は2名の教員による評価をまとめて,ひとつとして評価される。)
目標
1)ドイツ語の哲学文献を辞書なしでも概要的に内容把握できるようになり,また辞書があれば独力で読み進められるようになること。 2)三,四年次での「ドイツ語文献講読」の履修者に求められるような,原文から思想内容・思想過程を読みとるための連想法および分析的読解能力を身につける。 3)構文および内容理解をともなって音読できるようになること。
授業外の学習
・予習: 割り当てられたテキスト箇所を分析し日本語訳をつくる(精読),または通覧し要約をつくる(速読)。 ・復習: 1)授業で扱われた単語の意味を自らノートにまとめ,文法事項の整理をする, 2)授業で扱った箇所を繰り返し音読し,語彙と構文に習熟する。 ・発展的学習: 1)授業で扱われるテキストについて,それを入口として応用文法やドイツ語圏の思想や文化について図書館などで自ら研究し授業内で適宜報告するような学習も,テキスト読解のための予習・復習に含める。 2)テキストで扱われている哲学的問題について自分で考え,自らの意見を授業中に発表できるよう準備する。
所要時間: 190分以上
スケジュール
- オリエンテーション。到達度確認テストの可能性があるため,独和辞書(電子辞書可)等を持参すること。 (週3回の授業なので,以下はその1回分のみ記載。教員およびテキストは異なるが,他の2回も同様となる。)
- 文法事項・構文の復習およびテキストの読解(1)
- 文法事項・構文の復習およびテキストの読解(2)
- 文法事項・構文の復習およびテキストの読解(3)
- 文法事項・構文の復習およびテキストの読解(4)
- 文法事項・構文の復習およびテキストの読解(5)
- 中間テスト
- 文法事項・構文の復習およびテキストの読解(6)
- 文法事項・構文の復習およびテキストの読解(7)
- 文法事項・構文の復習およびテキストの読解(8)
- 文法事項・構文の復習およびテキストの読解(9)
- 文法事項・構文の復習およびテキストの読解(10)
- 文法事項・構文の復習およびテキストの読解(11)
- 期末テスト
教科書
・加藤・鈴木とも,文法書は下記に指示するものを参照する。鈴木の授業では下記の原書を講読する。その他は授業内で指示。 ・初回授業時から独和(または独独)辞書を必携のこと(電子辞書可)。 ・鈴木担当時限のテキスト("Die Welt der Philosophen")は紀伊国屋で販売がない。Amazon等で各自入手のこと。
改訂版 必携ドイツ語文法総まとめ
著者: 中島悠爾・平尾活三・朝倉巧
出版社: 白水社,2003
Die Welt der Philosophen: Eine Reise durch die Geschichte der Philosophie
著者: Siegfried Koenig
出版社: CreateSpace Independent Publishing Platform, 2012
参考書
書籍情報はありません。