地域保健活動論 II

総合人間科学部看護学科4年次(目白)

HNU65500

コース情報

担当教員: 両羽 美穂子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 1クォーター

曜限: その他

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

リアクションペーパー

20%

レポート

20%

その他

授業内で課す演習課題の成果物やプレゼンテーションを評価の対象とする

60%

詳細情報

概要

現代社会では,少子高齢・人口減少,疾病構造の変化などによる複雑な健康問題が生じており,予防的観点から個人および集団に対して健康支援することが求められる。 そのため,保健師として個人および集団に対して地域保健活動を展開するために必要な基本的知識を学ぶと共に,健康相談・家庭訪問等の各健康支援技術を修得する。 また,現代の社会情勢によって生じる学校での諸問題に対しても,学校保健の観点から特に生命の尊厳について,看護職として発達途上の子どもたちへどのように教育していくのかを検討する。

目標

1.個人・集団を対象とした健康問題の予防や健康の保持増進を図るための看護援助技術の基本を習得することができる 2.事例を通して,地区活動の一手段としての健康教育・家庭訪問・健康相談の意義や看護展開の方法を理解することができる。 3.児童・生徒の健康問題に対する教育について,特に生命の尊厳の観点から考察することができる。

授業外の学習

【予習】(各回90分程度) ・シラバスを確認し,各回の学習内容に沿って,計画を立て学習すること ・Moodleまたは授業内に提示された課題に取り組む 【復習】(各回100分程度) ・地域保健活動論Ⅱは,地域看護学実習の基礎となる内容であるため,実習に向けて学習内容を整理し,知識・技術の理解を深める ・主体的に各支援技術を習得すること

所要時間: 190分程度

スケジュール

  1. /15 オリエンテーション,母子保健活動と女性の健康支援①(岡本)
  2. /18 母子保健活動と女性の健康支援②(岡本)
  3. /18 学校保健における現状と課題(両羽)
  4. /22 個人・集団への健康支援技術①(両羽)
  5. /25 命の尊厳と性,性の健康と自己のからだ(両羽)
  6. /25 保健指導技術の基礎(両羽)
  7. /29 健康教育計画立案・評価の基本技術(岡本)
  8. /2 健康教育の指導案作成 演習①(岡本)
  9. /2 健康教育の指導案作成 演習②(岡本)
  10. /9 保健指導技術の事例(岡本)
  11. /9 複雑事例への予防策と保健活動①(岡本)
  12. /13 複雑事例への予防策と保健活動②(岡本)
  13. /16 個人・集団への健康支援技術②:(学内での技術演習)(岡本)
  14. /16 個人・集団への健康支援技術③:(学内での技術演習)(岡本)

教科書

標準保健師講座2・3の他,3年次に購入した国民衛生の動向を適宜使用する

  • 標準保健師講座2 公衆衛生看護技術第5版

    著者: 中村裕美子 他著

    出版社: 医学書院, 2023

  • 標準保健師講座3 対象別公衆衛生看護活動 第5版

    著者: 松田正己 他著

    出版社: 医学書院, 2024

  • 標準保健師講座1 公衆衛生看護学概論 第6版

    著者: 標 美奈子 他

    出版社: 医学書院・2022

参考書

書籍情報はありません。

© 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.