小児・学校救急看護演習*

総合人間科学部看護学科4年次(目白)

HNU64200

コース情報

担当教員: 両羽 美穂子

単位数: 1

年度: 2024

学期: 1クォーター

曜限: 月3, 月4

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

50%

レポート

50%

詳細情報

概要

【概要】 小児の発達と特徴を考慮しながら,救急時のアセスメント,対処ケア等の知識を学ぶ。また,学校現場における救急看護の応用について,事例をとおして具体的実践方法を学習する。教育活動のさまざまな場面を通じて,救急時のリスクマネジメントや置かれた環境での効果的なシステム作り,危機管理体制についても検討する。加えて,近年重要度を増している発達障害(障碍)への対応についても学ぶ。 【カリキュラム上の位置づけ】 主として養護実習前に習得しておくべき,知識技術となるため4年次配当科目である。しかし,将来子どもと接する仕事に就くことを目指す学生にとっては,養護教諭だけでなく有用な内容である。 看護学科開講の学科選択科目として300レベルに相当する児童生徒に対応するために必要な知識を提供する。

目標

1)学校における危機管理体制及び救急処置体制について理解する。 2)学校救急看護に必要な基礎知識を習得する 3)学校事故に遭遇した子どもと家族の心理状態,ケアについて理解する 4)幼児・学童を中心として,子どもに起こりやすい傷害(事故)に関する知識を習得し,その予防方法と受傷時の初期対処について学ぶ 5)発達障害(障碍)の生徒や保護者への望ましい対応を学ぶ

授業外の学習

【予習】(所要時間:各回 90 分程度): ・シラバスで講義内容を確認し,関連する医学の基礎知識・技術,及び看護の知識・技術について,既修の体系的な教科書や授業資料を用いて学習する. 【復習】(所要時間:各回 100分程度): ・行われた講義の内容については,自筆ノート,授業資料および関連書籍等を活用して知識・技術を整理する. ・学習後残った疑問については,担当教員に尋ねる.

所要時間: 190分程度

スケジュール

  1. /15 学校現場で遭遇する救急場面の対応Ⅰ 学校における救急看護① (川瀬)
  2. /15 学校現場で遭遇する救急場面の対応Ⅰ 学校における救急看護② (川瀬)
  3. /22 学校現場で遭遇する救急場面の対応Ⅱ ねんざ,骨折に対する対応① (熊井)
  4. /22 学校現場で遭遇する救急場面の対応Ⅱ ねんざ,骨折に対する対応② (熊井)
  5. /9 学校救急看護に必要な基礎知識 感染性胃腸炎,意識消失性疾患(けいれん等)への対応 (小松﨑)
  6. /9 学校救急看護に必要な基礎知識 食物アレルギー・アナフィラキシーへの対応 (小松﨑)
  7. /13 学校現場で遭遇する救急場面の対応Ⅲ 湿疹,かゆみ,アレルギーに対する対応① (小牧)
  8. /13 学校現場で遭遇する救急場面の対応Ⅲ 湿疹,かゆみ,アレルギーに対する対応② (小牧)
  9. /20 学校現場で遭遇する救急場面の対応Ⅳ 熱中症,傷の手当て等①(川瀬)
  10. /20 学校現場で遭遇する救急場面の対応Ⅳ 熱中症,傷の手当て等②(川瀬)
  11. /30 発達障害(障碍)の医学的知見と対応① (小松﨑)
  12. /30 発達障害(障碍)の医学的知見と対応② (小松﨑)
  13. /3 学校現場での救急看護法① (舩木・両羽)
  14. /3 学校現場での救急看護法② (舩木・両羽)

教科書

授業内で適宜指示する。

    参考書

    書籍情報はありません。

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