成人ヘルス看護学実習

総合人間科学部看護学科3年次(目白)

HNU30800

コース情報

担当教員: 石川 ふみよ

単位数: 4

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: その他

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

70%

レポート

30%

その他

基本的に実習日程の全てに出席すること。評価対象者は5分の4以上の出席日数を満たす者とする。1日欠席で5点減点する。 実習目標に基づき,対象の理解(15%), 病態の理解(20%) ,看護過程の展開(40%) ,専門職としての態度(15%),看護実践の振り返り(10%)の配分で評価する。

15%

詳細情報

概要

既習の知識・技術・態度を基に,成人期にある人の看護援助を実践的に学習する。 成人期にある人を健康生活の観点から全人的に理解し,倫理的判断/倫理観および根拠に基づき,健康障害のレベルに応じたQOL向上のための援助を,計画的に実施できる能力を養う。 急性期にある患者と慢性期あるいは終末期にある患者を受け持ち,4週間の実習を行う。

目標

1.発達段階をふまえて患者を身体的・心理的・社会的・スピリチュアルな側面から理解する。(対象の理解) 2.患者の健康障害,および日常生活との関係性について理解する。(病態の理解) 3.情報を系統的に収集して分析し,必要な援助を実践することができる。(看護過程の展開) 4.看護専門職を目指すものとしてふさわしい態度を身につける。(専門職としての態度) 5.実践を振り返り,自己の看護観や課題を明確にする。(看護実践の振り返り)

授業外の学習

成人ヘルスケアの授業内で事前課題を提示する。実習開始までに課題に取り組み,実習開始日に実習担当教員に提出する。 実習中は4週間の予定を参考に,現実に即して看護過程が展開できるよう,学習を進める。その一環として日々,実習記録の作成を行う。実習時間内で得たアドバイスを以降の実習に反映させる。 実習後に事後課題を提出する。

所要時間: 時間の制限はしない

スケジュール

  1. <1週目> 月曜日:(病棟)病棟オリエンテーション,受け持ち患者の決定,情報収集
  2. 火曜日:(病棟)カルテおよびケアの実施を通して情報収集
  3. 水曜日:(学内)情報の整理・看護問題の抽出,技術練習
  4. 木曜日:(病棟)ケアの実施,看護問題の検討
  5. 金曜日:(病棟)ケアの実施,ケースカンファレンス(看護問題,看護計画の検討)
  6. <2週目> 月曜日:(病棟)計画に基づいたケアの実施,看護計画の検討
  7. 火曜日:(病棟)計画に基づいたケアの実施,看護計画の検討
  8. 水曜日:(学内)実施・評価に基づいた計画の修正,中間面接
  9. 木曜日:(病棟)計画に基づいたケアの実施・評価
  10. 金曜日:(病棟)計画に基づいたケアの実施・評価,カンファレンス
  11. <3週目> 月~金曜日:新たな受け持ち患者を担当し,1週目と同様の展開を行う
  12. <4週目> 月・火曜日:(病棟)計画に基づいたケアの実施・評価
  13. 水曜日:(病棟)計画に基づいたケアの実施・評価,最終カンファレンス
  14. 木曜日:(学内)実習のまとめ,事後課題の作成 金曜日:(学内)まとめの会(事例報告)の準備,まとめの会,面接

教科書

看護過程の展開には,クリティカルシンキングⅡBで用いたテキストを用いる。

    参考書

    • 疾患別看護過程の展開

      著者: 石川ふみよ,高谷真由美編

      出版社: 学研・2020

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