疾病・治療学 IV(産科・婦人科学)
総合人間科学部看護学科2年次(目白)
HNU23200
コース情報
担当教員: 島田 真理恵
単位数: 1
年度: 2024
学期: 2クォーター
曜限: 木4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
定期試験
定期試験期間中
小テスト等
その他
欠席は2回までとする。小テストには事前・事後課題の評価を含む
詳細情報
概要
本科目は2年次配当科目である。2年次は,看護基礎科目を配置し,クリティカルシンキング力を育成しながら,健康と環境へ の看護的視点を養い,看護の基本となる知識,技術を育成することを目指す。 本科目では,ウイメンズヘルス領域の看護実践能力を修得するための基盤となる産婦人科領域の医学的知識を学ぶ。
目標
1.妊娠・分娩・産褥の生理とその経過の理解ができる。 2.正常から逸脱する場合の病態とその治療の概要を説明することができる。 3.主な婦人科疾患とその治療について説明することができる
授業外の学習
本科目で学ぶ,妊娠・分娩・産褥期の生理,経過を理解していないと3年生でのウイメンズヘルスケアおよび実習の学びを確実に行えない状況が生じる。また,婦人科疾患の理解は,秋学期に履修する生涯発達看護学Ⅰの授業内容を理解するのに必要である。事前課題実施・小テスト受験の学習は科目評価の一部となるため必ず実施する。 小テストは授業開始時に5分程度実施する(前回講義の要点復習のため) 第6・7回は事前事後課題をMoodleに提示する(講義のなかに初出の病名等が多くでてくる。予習せずに受講すると理解が深まらない場合があるため)。事後課題についても期限までに提出する。
所要時間: 上記授業時間外の学習時間を確保するために必要な学習時間を190分以上確保する
スケジュール
- ※ 以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがある 6/6 島田 妊娠の成立と妊娠の生理 妊娠の定義,妊娠期間,妊娠の成立,胎児の成長, 妊娠に伴う生殖器・全身の変化
- /13島田 妊娠期の異常 小テストの実施① 異所性妊娠,切迫流早産,妊娠悪阻,妊娠高血圧症候群, 妊娠期の耐糖異常,多胎,前置胎盤,常位胎盤早期剥離,羊水量の異常
- /20島田 正常分娩経過と正常からの逸脱1 小テストの実施② 分娩の3(4)要素,分娩に関連する用語,分娩の経過 分娩期の異常(産道,娩出力の異常,児頭骨盤不均衡)
- /27島田 正常分娩経過と正常からの逸脱2 小テストの実施③ 胎児機能不全,分娩時裂傷,異常出血,産科処置・手術
- /4島田 産褥の生理とその経過産褥期の異常 小テストの実施④ 子宮復古不全・産褥熱,産褥期の下部尿路障害,産褥精神障害他
- /11近藤 主な婦人科疾患1 良性疾患とその治療・婦人科手術 子宮筋腫,子宮内膜症,卵巣脳腫,婦人科科手術 事前事後課題①
- 大原 主な婦人科疾患2 悪性疾患とその治療 子宮頸癌,子宮体癌,卵巣癌 事前事後課題②
教科書
教科書とppで学習すること
ナーシンググラフィカ母性看護学②:母性看護の実践
著者: 中込さと子他編
出版社: メディカ出版・2024
ナーシンググラフィカ母性看護学① :概論・リプロダクティブヘルスと看護
著者: 中込さと子他編
出版社: メディカ出版・2024
参考書
書籍情報はありません。