疾病・治療学 III(小児科学)
総合人間科学部看護学科2年次(目白)
HNU23100
コース情報
担当教員: 草柳 浩子
単位数: 1
年度: 2024
学期: 1クォーター
曜限: 金4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
定期試験
定期試験期間中
100%
その他
3回以上の欠席(早退・遅刻を含む)は,試験の受験資格を失う。 試験は春学期試験期間(7月末)に実施する。 リアクションペーパー等は指定期間内に提出すること。
0%
詳細情報
概要
・先天性,遺伝性の疾患,また成長途上にある小児に多い疾患と治療の特徴についての基礎的知識を習得する。 ・看護基礎科目として200番台に相当する,「クリティカル・シンキング力を育成しながら,健康と環境への看護的視点を養い,看護の基本となる知識を育成する」ための講義を展開する。
目標
1)先天性,遺伝性の疾患の特徴について理解することができる。 2)小児に多い内科的疾患の病態,診断,治療法,予後を述べることができる。 3)小児期の手術が必要な疾患について,病態,治療,経過,予後を述べることができる。
授業外の学習
予習:各回の講義内容について,テキストを使用し行う。 復習:配布資料,テキストを使用し行う。
所要時間: 190分
スケジュール
- /12 小児の手術① 北川 小児の手術の特徴,術前・術中・術後の特徴 小児の消化器疾患とその治療(術前・術後の補液,栄養)・手術 (口唇口蓋裂,肥厚性幽門狭窄症,腸重積,鎖肛,胆道閉鎖症など)
- /19 小児の手術② 北川 手術が必要な疾患や病態とその治療,経過,予後 (先天性股関節脱臼,停留精巣・陰嚢水腫,アデノイド増殖症など)
- /26 川口 小児のアレルギー性疾患,リウマチ性疾患とその検査,治療,予後 (食物アレルギー,気管支喘息,アトピー性皮膚炎,若年性特発性関節炎など) 小児の呼吸器疾患とその検査,治療,経過,予後 (急性咽頭炎,クループ症候群,気管支炎・細気管支炎,肺炎など)
- /10 清水 ハイリスク新生児の病態と治療 (新生児黄疸,RDS,染色体異常など)
- /17 清水 小児の腎疾患とその治療,検査,経過,予後 (VUR,ネフローゼ症候群,尿路感染症など) 神経疾患とその治療,検査,経過,予後 (二分脊椎,水頭症,てんかんなど)
- /24 麻生 小児の循環器疾患の治療,検査,経過,予後 (先天性心疾患；VSD，ASD，ファロー四徴症，完全大血管転位症,川崎病など)
- /31 長江 血液疾患,悪性腫瘍の治療,検査,経過,予後 (ITP,紫斑病,ALL,AML,脳腫瘍概説,神経芽腫など) 小児の代謝性疾患,内分泌疾患とその検査,治療,予後 (DM,GHD,性早熟症など)
教科書
適宜提示
系統看護学講座 小児看護学[1]: 小児看護学概論 小児臨床看護総論 第14版
著者: 奈良間美保ら
出版社: 医学書院・2020
系統看護学講座 小児看護学[2]: 小児臨床看護各論 第14版
著者: 奈良間美保ら
出版社: 医学書院・2020
参考書
授業内で適宜提示