生涯発達看護学 II

総合人間科学部看護学科2年次(目白)

HNU22800

コース情報

担当教員: 坂井 志麻

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月3

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

20%

定期試験

定期試験期間中

80%

その他

評価の対象となるには11回以上の出席を必要とする。

0%

詳細情報

概要

成人期・老年期の発達と加齢に伴う身体および心理社会的側面の変化の特徴,成人期・老年期に生じやすい健康問題を理解し,発達をふまえた援助のあり方を学ぶ。また,ライフサイクルにおけるこころの健康とはたらきについて理解し,成長を促進するための援助の基本を学ぶ。

目標

1.成人期の人々の身体的・心理社会的な特徴,健康問題の特徴について述べることができる。 2.成人期にある人々の理解とケアの展開に必要な理論の概要を説明できる。 3.老年期の発達課題と健康問題を説明できる。 4.加齢に伴う身体・心理的変化と日常生活への影響を説明できる。 5.高齢者看護における倫理的課題について,自己の考えを述べることができる。 6.人のライフサイクルにおける精神発達及び各発達段階に起こりやすい精神疾患について理解できる。 7.精神疾患の予防としてストレス脆弱性モデルを基盤としたストレスマネージメントに関する知識と技術を習得する。

授業外の学習

予習:教科書の授業計画のテーマに関する項を読み,重要と考える箇所にマークを付ける。 復習:授業時間内で配布した資料を読み直す。

所要時間: 授業 1 回あたり 190 分以上

スケジュール

  1. /30 成人期にある人の身体的特徴:成熟と老化(石川)
  2. /7 成人期にある人の心理社会的特徴(石川)
  3. /14 成人各期に起こりやすい健康障害(石川)
  4. /21 成人期にある家族構成員の健康障害と家族の対処(石川)
  5. /28 成人期にある人々の理解とケアの展開に必要な理論(石川)
  6. /11 老年期を生きる人の理解と高齢者を取りまく社会(坂井)
  7. /18 加齢による身体・心理的変化と生活への影響(坂井)
  8. /25 老年期に特有な健康障害(フレイル,サルコペニア)(坂井)
  9. /2 高齢者と認知症(認知症者の理解)(坂井)
  10. /9 高齢者社会における諸問題(老年看護における倫理)(坂井)
  11. /16 精神発達の基盤となる理論(小高)
  12. /23 乳児期から学童期の精神発達と精神疾患(小高)
  13. /6 思春期から老年期の精神発達と精神疾患(小高)
  14. /20 精神疾患の予防としてのストレスマネージメント(小高)
  15. 試験

教科書

教科書と授業プリントの併用

  • 成人看護学概論,

    著者: 大西和子,岡部聰子編

    出版社: ヌーヴェルヒロカワ・2022

  • 最新老年看護学 第4版 最新版

    著者: 三重野英子,曾田信子,深堀浩樹編

    出版社: 日本看護協会出版・2024

参考書

  • 生涯発達心理学とは何か:理論と方法

    出版社: 1995・金子書房

  • ライフサイクル,その完結

    著者: エリクソン,E.H.・エリクソン,J.M./村瀬・近藤訳

    出版社: 2001・みすず書房

  • 人間発達の生態学

    著者: U. ブロンフェンブレンナー/磯貝・福富訳

    出版社: 川島書店・1995

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