生涯発達看護学 I*
総合人間科学部看護学科2年次(目白)
HNU22700
コース情報
担当教員: 島田 真理恵
単位数: 2
年度: 2024
学期: 4クォーター
曜限: 木2, 木3
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
レポート
定期試験
定期試験期間中
その他
島田担当の講義および草柳担当の講義のいずれかで,欠席が3回以上みられる場合には評価の対象とならない。欠席が多いと小テストを受ける,事前・事後課題を指示に従って提出するなどができない状況が生じることに注意する。 レポートには小テストや事前・事後課題を含む。
詳細情報
概要
本科目は,クリティカルシンキング力を育成しながら,健康と環境へ の看護的視点を養い,看護の基本となる知識,技術を育成する科目の1つであり,ウイメンズヘルスケア(母性看護学),小児看護学の概論として設定する。 ・ウイメンズヘルスケアの基本的な概念と女性のライフステージ各期の生理的・心理社会的変化,生じやすい健康問題を理解し,女性とその家族の変化への適応,健康課題に対する支援の基本について学習する。 ・子どもは大きな可能性をもって誕生し,成長・発達していくことを理解するとともに,子どもの権利を守り,成長・発達を促進し,健康な生活を送るために必要な援助を実践できるよう,基本的な知識や理論について学ぶ。 また,子どもの養育者である家族の支援についても学習する。 ・授業の理解を深めるため課題学習,小テスト,ディスカッション,リアクションペパーの記入等を行う
目標
1.ウイメンズヘルスケアの対象と対象者の特性を理解することができる。 2.ウイメンズヘルスケアの在り方について理解することができる。 3.女性のライフステージ各期の健康課題とその支援について理解することができる。 4.子どもの成長・発達の特徴と生活について理解を深める 5.子どもの成長・発達,家族の生活や社会との関係について理解する。 6.子どもの権利について理解し,子ども観を形成する。
授業外の学習
課題学習などその都度示すものは必ず,期限を守って行う。 授業では要点を説明する。授業をもとに教科書・授業資料をもとに復習を十分実施する。
所要時間: 授業1回あたりの授業時間外の学習を190分以上を確保する
スケジュール
- /21 2時限 草柳 本科目および小児看護学領域講義・小テストの進め方 オリエンテーション 子どもとは 子どもと健康 子どもの権利と小児看護
- /21 3時限 島田 母性看護学領域講義オリエンテーション ウイメンズヘルスケアの対象者とその特性 ウイメンズヘルスケアに関連する重要概念・対象者への支援のあり方
- /28 2時限 草柳 子どもの成長・発達(1)形態的・機能的発達 子どもの成長・発達(2)心理的・社会的発達
- /28 3時限 島田 女性のライフステージ各期の健康課題・女性と女性ホルモン 月経・月経随伴症状とそのケア
- /5 2時限 草柳 子どもの成長・発達(2)心理的・社会的発達 子どもにとっての家族
- /5 3時限 島田 第4回講義に関する小テストの実施 思春期女性の健康:思春期女性の健康課題とそのケア
- /12 2時限 島田 第6回講義に関する小テストの実施 思春期・成人期女性の健康:家族計画と避妊
- /12 3時限 島田 成人期女性の健康:不妊症とそのケア
- /19 2時限 草柳 小児各期における健康生活の特徴と看護(1)乳児期
- /19 3時限 草柳 小児各期における健康生活の特徴と看護(2)乳児期・幼児期
- /9 2時限 草柳 小児各期における健康生活の特徴と看護(3)幼児期
- /9 3時限 島田 第7,8回講義に関する小テストの実施 更年期・老年期女性の健康:更年期・老年期女性の健康課題とそのケア
- /16 2時限 草柳 小児各期における健康生活の特徴と看護(4)学童期・思春期
- /16 3時限 島田 第12回講義に関する小テストの実施 女性に対する暴力(性暴力,ドメスティックバイオレンス)と医療者の支援
教科書
島田担当の講義の教科書はテキスト1,草柳担当の講義の教科書はテキスト2,3とする。講義の際は必ず持参すること
ナーシンググラフィカ母性看護学①:概論・リプロダクティブヘルスと看護
著者: 中込さと子編
出版社: メディカ出版・2024
系統看護学講座小児看護学〔1〕:小児看護学概論/小児臨床看護総論(第14版)
著者: 奈良間美保ら
出版社: 医学書院・2020
系統看護学講座小児看護学〔2〕:小児臨床看護学各論(第14版)
著者: 奈良間美保ら
出版社: 医学書院・2020
参考書
書籍情報はありません。