基礎看護学実習II
総合人間科学部看護学科2年次(目白)
HNU21400
コース情報
担当教員: 塚本 尚子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: その他
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
レポート
その他
・2025年1月に実習オリエンテーションを行うので,必ず出席すること。(日程・場所は別途連絡する) ・全日程の4/5以上の出席,および指定された記録の期限内の提出をもって評価対象とする。 ・欠席・遅刻・早退・中断・実習記録の提出遅れは減点の対象とする。 ・本科目は,3年次のすべての看護学実習の前提科目となっている。
詳細情報
概要
・医療施設に赴き,看護過程を通して,健康上の課題を抱えている対象を理解し,必要な日常生活の支援について学ぶ. ・具体的には,9日間にわたり臨床現場で1~2名の健康障害をもち,目標への到達を目指す。 ・毎日の実習の最後に,グループカンファレンスを行い,ディスカッションを通じて,学びを深める ・実習終了後,実習経験を踏まえて「「看護過程の展開を通して学んだこと」をレポートとしてまとめる。 ・看護学科の専門科目として200番レベルに相当し,実践学習によって対象者との援助的人間関係の構築および看護の方法論の基本となる看護過程を学ぶ。 *本実習については,新型コロナウイルス感染症の社会的な状況により,実施期間,実施方法について変更の可能性がある。 *・実習指導には,科目担当者の他,学科内の助手全員が指導にあたり,各病棟1名の指導教員を配置する。
目標
1.対象の健康上の課題の解決に向けて,援助的人間関係を築くことができる. 2.対象の健康課題を把握し,必要な看護計画を立案できる. 3.必要な生活援助について考え,安全・安楽に留意して実施・評価ができる. 4.看護専門職を目指す者として相応しい態度を身につけることができる.
授業外の学習
【予習】(各日200分程度) 実習前 1.クリティカルシンキングⅡAで展開した看護過程の事例についての復習 2.既習の日常生活援助について,原理原則に関する知識ならび技術の練習 実習中(各日180分程度) 3.対象者の疾患に関する学習 4.データーベース・アセスメント 5.行動計画・看護計画の作成 6.対象者に適用予定の看護技術について,実習室での自己練習,ナーシングスキルでの確認 7.翌日の行動計画の作成 【復習】(各日60分程度) 8.当日の実施した内容についての実施・評価,感想部分の記載
所要時間: 240分
スケジュール
- 1日目:病棟実習 ・病院・病棟オリエンテーション ・受持ち患者決定 ・受持ち患者の情報収集・ケアの見学
- 日目~5日目 病棟実習 ・受け持ち患者のケアに参加し,患者の反応を観察する ・ゴードンの11の機能的健康パターンを用いて情報を整理し,看護問題を焦点化する
- 日目~9日目:病棟実習 ・看護計画を立案し,意図的に看護ケアを実施し評価する。
- 日目:学内実習 ・基礎看護学実習Ⅱで得た学びをグループでまとめ,発表会でグループごとのプレゼンテーションを通じて全体での共有・深化をはかる ・評価面接
- 【課題】 「看護過程の展開を通して学んだこと」 3200字(1600字詰め2枚)程度 実習記録と共に提出
教科書
2024年度 看護学実習要項 [共通編] 2024年度 看護学実習要項 [基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱ]
基礎看護技術Ⅰ
著者: 松尾ミヨ子他
出版社: メディカ出版
基礎看護技術Ⅱ
著者: 松尾ミヨ子他
出版社: メディカ出版
NANDA-I看護診断 定義と分類
著者: T. ヘザー・ハードマン (編集), 上鶴 重美 (編集)
出版社: 医学書院
参考書
書籍情報はありません。