基礎看護学実習I

総合人間科学部看護学科2年次(目白)

HNU21300

コース情報

担当教員: 塚本 尚子

単位数: 1

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: その他

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

80%

レポート

20%

その他

・2024年7月に実習オリエンテーションを行うので,必ず出席すること。(日程・場所は別途連絡する) ・全日程の4/5以上の出席,および指定された記録の期限内の提出をもって評価対象とする。 ・本科目は,基礎看護学実習Ⅱの前提科目となっている。

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詳細情報

概要

・医療施設に赴き,さまざまな実践場面の見学を通して,療養する人々に対する理解を深める.さらに,看護が行われる場の中で看護の役割や機能について考える. ・具体的には,初日に学内で十分に準備を整えたのち,3日間にわたり臨床現場で看護師に同行し,提供されるケアや対象の反応の観察を通して,学内で学んできた看護の機能・役割がどのように具現化されているかを学ぶ。最終日は,学内で学びを共有する。 ・毎日の実習の最後に,グループカンファレンスを行い,ディスカッションを通じて,看護師の行為や,看護師ー患者間の相互作用に内在する,看護の意味や意義の理解を深める。 ・実習終了後,実習経験を踏まえて「療養者の視点から考える看護の役割と機能」をレポートとしてまとめる。 ・看護学科の専門科目として200番レベルに相当し,臨床での見学を通じて,学内の学習とのつながりを理解し,その重要性の認識を促す。 *本実習については,新型コロナウイルス感染症の社会的な状況により,実施期間,実施方法について変更の可能性がある。 *実習指導には,基礎看護学領域の助手(渡邉彩,瀧口庸子,山村岳央)の他,看護学科他領域の助手を2病棟1名程度の指導教員を配置する。

目標

1. 看護が行われている場の特徴を理解する. 2. 療養している人々の気持ち・生活を知ることにより,援助的人間関係の必要性を考えることができる 3. 看護実践の場の見学を通じて,看護の役割と機能について考えることができる 4. 看護学生として責任のある行動ができる.

授業外の学習

【予習】 実習前 1.1年次および2年次春学期に学習した科目を十分に復習し,実習に出席する。 2.看護学を構成する,「人間」「環境」「健康」「看護」の4つの基本概念を自分なりに文章化し,臨床現場で見学した事実を解釈するための準備とする。 3.看護における対人関係の特徴を確認し,見学に臨む。 実習中(各日60分程度) 4.既習の看護技術について,実施の原理原則を確認し見学に臨む 【復習】(各日60分程度) 5.事後学習として,日々の記録をまとめる

所要時間: 120分

スケジュール

  1. 日目:学内実習 講義・演習:学びを深める学習方法について理解する. 病院別オリエンテーション
  2. 2日目:病棟実習 病院・病棟オリエンテーション 看護師に同伴し看護実践を見学する① カンファレンス
  3. 3日目:病棟実習 看護師に同伴し看護実践を見学する② カンファレンス
  4. 4日目:病棟実習 看護師に同伴し看護実践を見学する③ カンファレンス
  5. 5日目:学内実習 グループワーク・発表:実習施設・実習病棟の異なる学生と基礎看護学実習Ⅰで得た学びを共有し深める. 評価面接
  6. 【課題】 「療養者の視点から考える看護の役割と機能」3200字(1600字詰め2枚)程度 実習記録と共に提出

教科書

2024年度 看護学実習要項 [共通編] 2024年度 看護学実習要項 [基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱ]

  • 人間関係論

    著者: 石川ひろの他

    出版社: 医学書院

  • 基礎看護学技術Ⅰ

    著者: 松尾ミヨ子他

    出版社: メディカ出版

  • 基礎看護後術Ⅱ

    著者: 松尾ミヨ子他

    出版社: メディカ出版

参考書

書籍情報はありません。

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