看護学概論

総合人間科学部 - 看護学科

HNU10100

コース情報

担当教員: 塚本 尚子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木2

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

レポート

40%

授業内期末試験

授業期間中

60%

その他

・欠席を5回した場合は不合格となる。欠席・遅刻は減点とする。 ・授業内期末試験は,授業時間の始まりから60分間で実施する。実施時間内に到着した場合には,遅刻でも受験を認めるが時間の延長はしない。(欠席・遅刻について事前の連絡があった場合には,考慮する場合がある。) ・レポート評価は,指定課題であり全体の40%分とする。課題は,指定した期日の授業開始前に教室での提出とする。未提出の場合には単位を認めない。

0%

詳細情報

概要

看護学を構成する人間,環境,健康,看護を枠組みとして,その基礎的な知識を教授する。具体的には, 1)看護学における人間のとらえ方についての視点を持てるように,様々な素材を通して人間について考えを深める。 2)人と環境の相互作用を理解し,看護学が発展してきた歴史的背景を学ぶ。 3)健康の世界的潮流を理解し,健康のとらえ方,現代社会の健康問題についてデータを用いて理解し,さらに将来発生する問題についても考えを深める。 4)人間・健康・環境の理解を踏まえて,看護学がどのような役割・機能を持っているかを理解する。さらに看護の中核概念であるケアリングについて理解を深める。 ・本科目は,看護学科の最初の専門科目であり,100番レベルに位置づけられる科目である。看護学を学んでいくうえで,基盤となる知識を教授する。また,本科目は,看護学科の2年次の基礎看護学実習Ⅰの前提科目である。

目標

1.看護学を構成する主要概念とは何かを,述べることができる 2.看護学における「人」の捉え方について理解することができる 3.人間が環境との相互作用によって存在していることを理解し,看護学が成立した歴史を整理することができる 4.健康について,世界の潮流を学び,現在我が国にある健康問題について理解することができる 5.実践学である看護学の特性を理解し,その中核概念であるケアリングとは何かについての関心をもつことができる

授業外の学習

【予習】(各回100分程度) 1.教科書の該当箇所を精読する。 2.事前に提示した資料を熟読して,講義に臨む。 【復習】(各回90分程度) 1.授業内容を復習し,整理する。 2.必要箇所については暗記する。 3.予習2を踏まえて,授業内容とあわせて指定課題を作成する。なお,指定課題は,初回授業で提示する。

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. /18看護学への招き 看護学を構成する主要概念:人間・環境・健康・看護
  2. /25健康をめぐる世界の潮流と健康観の変遷 ライフサイクルと健康
  3. /2 看護の目的 看護学成立の歴史と看護理論
  4. /9 看護学における対象の理解1
  5. /16 看護学における対象の理解2
  6. /23 看護提供の方法(看護過程)
  7. /30 看護提供の方法(看護技術)
  8. /6 看護における倫理と価値
  9. /13 看護学の中核概念としてのケアリング
  10. /20 看護の法的側面
  11. /27 保健・医療・福祉システム
  12. /4 看護ケアのマネジメント
  13. /11 災害時の看護・国際看護
  14. /18 *授業内試験(60分間) まとめ

教科書

テキスト以外の資料は,授業内で提示する

  • 看護学概論 第7版

    著者: 志自岐 康子

    出版社: メディカ出版

  • 看護覚え書

    著者: フローレンス・ナイチンゲール(湯槇ます他訳)

    出版社: 現代社

  • 看護の基本となるもの

    著者: ヴァージニア・ヘンダーソン(湯槇ます他訳)

    出版社: 日本看護協会出版会

参考書

書籍情報はありません。

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