分娩介助実習
助産学専攻科
HMID1161
コース情報
担当教員: 島田 真理恵
単位数: 4
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: その他
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
その他
実習態度,実習記録や技術の到達度などをもとに総合的に行う。 実習は欠席しないことを基本とする。
詳細情報
概要
本科目は助産学実践領域の科目である。 分娩期の母子とその家族の支援を実施するための実践能力を培うことが本科目の目的である。分娩が開始した妊婦の状況を診断し,その状況を的確に把握する。また,その後の経過を予測しながら必要な助産ケアを実施する。その際には,母児が,安全・健康・安楽な状態で分娩を終了できるよう,十分留意する。 具体的内容としては,分娩が開始し,入院したローリスク産婦を産後2時間まで継続的に受け持ち,教員・臨床指導者の指導を受けながら,分娩介助を行う。必要分娩介助数は10例程度とする。また,分娩の振り返り,間接介助および出生直後の新生児のケアについても実施する。
目標
助産師独自の機能である分娩期の診断と助産技術が実施できる 1.産婦の分娩経過を総合的に判断し,助産計画に基づいた支援ができる。 2.正常分娩の介助ができる。 3.出生直後の新生児の胎外適応状態と診断と必要なケアができる。 4.分娩経過中の異常の予測診断と,その対応について理解できる。 5.分娩介助に必要なチームワークの実際を理解し,協働できる。
授業外の学習
事前学習:介助手順については,繰り返し自己練習を行う。 分娩期助産診断技術学の既習事項は要点をまとめる。分娩の開始,進行状態のアセスメントに必要な知識は,実習時に活用できるようにしておく 産婦との分娩の振り返りを実施する前は,産褥期助産診断学で学んだ留意点を確認して行う。 事後学習:実習後は,臨床指導者との振り返りを行い,今後の実習への課題を明らかにする。 実習後3日以内に介助記録を作成し,教員と振り返りを行う。 なお,教員や指導者から提示された課題を学んだり,記録を修正することも,タイムリーに行う。分娩実習の待機時間中は国家試験勉強などを行い,時間を有効に使う。
所要時間: 介助1例毎の学びを確実にするため授業時間外の学習時間を十分確保すること
スケジュール
- 詳細は,実習要項を参照のこと
教科書
指定しない。春学期に使用した教科書や講義資料を活用する
参考書
指定しない。春学期に使用した教科書や講義資料を活用する