妊産婦継続事例実習
助産学専攻科
HMID1140
コース情報
担当教員: 島田 真理恵
単位数: 2
年度: 2024
学期: 通年
曜限: その他
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
その他
実習態度,実習記録や技術の到達度などをもとに総合的に行う
詳細情報
概要
本科目は,助産学実践領域の科目である。受け持ち妊婦1例を妊娠中から産後1か月まで継続的に受け持ち,プライマリケアを実施する。 1.受け持ち妊婦に対して,身体的観察と面接での日常生活および心理・社会的状況の把握を行い,助産診断を行う。また,助産診断の結果に基づき,対象者がより健康的な生活を送れるよう,ともに考える。 2.対象妊婦の分娩進行中には分娩進行状態や母児の状況を診断し,分娩介助を行う。 3.対象褥婦とその新生児の状況を総合的に診断し,助産過程を展開する。 4.対象褥婦とその新生児の産後1か月の健診まで経過観察と支援を行う。
目標
1.受け持ち妊婦の妊娠各期における助産診断を的確に行い,助産計画に基づいた支援ができる 2.分娩期・産褥期には,妊娠期からの継続ケアと対象との信頼関係を活かし,個別性のある助産過程を展開できる 3.産後および生後1か月までの母児の経過と家族の適応・役割取得について理解できる
授業外の学習
対象妊婦を継続的に受け持ち,その経過や個別性を理解しながら,助産診断と必要なケアを行っていくには,事前・事後の学習が非常に重要となってくる。 <事前学習> 対象妊産婦の妊娠週数および産褥日数において,また,これまでの経過を踏まえて,ケアにあたるときの経過を予測することや対象者の生活状況として確認が必要なこと,支援が必要なことなどを考え,十分な準備を行う <事後学習> 実習日の対象者の状況アセスメントと実施した支援の振り返りを実施する
所要時間: 上記学習が十分できるよう学習時間の確保に努めること(事前・事後1時間以上)
スケジュール
- 実習要要項を参照。継続事例の方が妊娠中の時期は,妊婦健康診査にあわせたスケジュールで実習を実施する。分娩,産褥期も継続して実習を行う。 母児の1か月健診同行をもって実習を終了する。 詳細は,要項を確認すること。 学生の学びのために協力してくださる対象の方に感謝し,その方にとってより良い支援ができるよう,努力してほしい。
教科書
指定しないが,講義科目で使用する教科書・参考書を十分活用すること
参考書
指定しないが,講義科目で使用する教科書・参考書を十分活用すること