健康教育演習

助産学専攻科

HMID1120

コース情報

担当教員: 島田 真理恵

単位数: 1

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: その他

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

50%

レポート

50%

その他

サロンの企画・準備段階でのチームへの貢献度も評価の対象とする。

0%

詳細情報

概要

健康教育とは,個人・集団・コミュニティに対して,意図的に計画された健康の改善・維持・増進を目的とした教育活動である。助産師は,助産の対象である女性および母子とその家族が,適切な知識を得て,健康的な生活が送れるように支援する役割をもつ。本科目の目的は,集団もしくは個別の対象者に対して行う健康教育に関する基礎的知識や理論を理解すること,健康教育の企画・運営・評価を行い,よりよい支援を検討することができることである。

目標

1.健康教育の概念および健康教育に関連する理論が説明できる。 2.健康教育プログラムの作成過程が理解できる。 3.健康教育(育児サロン)の企画書を作成し,それをもとに学生同士が役割分担を決め,相互の協力のもと,計画的に準備することができる。 4.健康教育(育児サロン)を開催できる。 5.健康教育(育児サロン)実施後の評価および考察ができる。 6. 個別支援の在り方を考えることができる。

授業外の学習

チームで健康教育を開催するため,各自が協働して企画・運営・評価を行う。 授業時間外(金曜日2時限目空き時間は,チームで健康教育企画,準備について話し合う時間として設定している)を有効に活用し,余裕をもった準備を行ってほしい。 <事後課題> 健康教育(育児サロン)の振り返り サロン実施後,教員・学生で振り返りを行う。 これを踏まえ自己の振り返りを行い,レポートにまとめる(A4 1600字程度) 提出期限:6月22日(土)23:00(Moodle) 13,14回の学びをまとめる(A4 1600字程度) 提出期限:6月29日(土)23:00(Moodle)

所要時間: 上記のように授業時間外の時間を活用し準備を行う(190分)

スケジュール

  1. ※ 以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがある4/12 Ⅰ島田 健康教育とは・集団指導のあり方 健康教育の定義,集団指導の在り方などについて確認していく
  2. /19Ⅰ島田 健康教育プログラムの計画立案 育児サロンの計画立案の仕方とこれからのスケジュールを理解する
  3. /26Ⅰ島田 健康教育プログラムの作成・対象者の理解 プログラム案の作成にあたって対象者のニーズや配慮すべき点を確認し, 育児サロンの目的・目標の設定を行う
  4. /10Ⅰ島田・崎山 健康教育(育児サロン)プログラム案の作成【1】 サロンのテーマ,プログラムの概要を考える
  5. /17Ⅰ島田・崎山 健康教育(育児サロン)プログラム案の作成【2】 育児サロンプログラムの決定
  6. /24Ⅰ島田・崎山 健康教育(育児サロン)プログラム案の作成【3】 プログラムの内容の決定,必要物品の確認,役割の決定
  7. /31Ⅲ島田・崎山 健康教育(育児サロン)プログラム案の作成【4】 プログラム内容の詳細を検討
  8. /6Ⅲ島田・崎山・松永 健康教育(育児サロン)リハーサル【1】 プログラム修正・必要物品の確認等
  9. /7Ⅱ島田・崎山・松永 健康教育(育児サロン)リハーサル【2】 プログラムに沿ったリハーサルの実施
  10. /12Ⅱ島田・崎山・松永 健康教育(育児サロン)リハーサル【3】 実施に向けての評価・修正
  11. /14Ⅲ 島田・崎山 健康教育(育児サロン)開催【1】 サロンの開催
  12. /14Ⅳ 島田・崎山 健康教育(育児サロン)開催【2】 サロンの開催/会場の後片付け・振り返り
  13. /21Ⅰ島田 個別支援のあり方1) 個別指導を実施する際の助産師の対象者への接し方について学ぶ
  14. /21Ⅱ島田 個別支援のあり方2) ロールプレイを通して,望ましい在り方を考察する

教科書

特に定めない。

    参考書

    • 助産学講座5 :助産診断・技術学Ⅰ第6版

      著者: 堀内成子,片岡弥恵子編

      出版社: 医学書院・2021

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