新生児助産診断・技術学

助産学専攻科

HMID1090

コース情報

担当教員: 﨑山 貴代

単位数: 1

年度: 2024

学期: 2クォーター

曜限: その他

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

レポート

40%

定期試験

定期試験期間中

60%

詳細情報

概要

本科目は助産学実践領域の科目である。 助産師として,新生児およびその家族に対して,安全で安心な,かつ根拠に基づいたケアを実践できるように,新生児期の特性および,ローリスク新生児については,各時期における全身診査のポイントと方法,解剖生理・行動学的な特徴とそれに基づいたケアを,また,ハイリスク新生児については,低出生体重児の特徴とケア,主な疾患について,およびその家族への支援についてを学習する。 また,周産期の児の死亡に係る家族への支援の在り方や医学的にみた母乳の利点・欠点について学ぶ。

目標

1.新生児およびその看護に関する特徴を理解することができる。 2.ハイリスク新生児の特徴および主たる病態・疾患を理解することができる。 3.ハイリスク新生児に対するケアの基本を理解することができる。 4.医学的にみた母乳の利点・欠点を説明することができる。 5.ペリネイタルロスを経験した家族の心理とその支援について理解する。

授業外の学習

各回授業後に教科書と授業資料をもとに学んだ内容をまとめ,復習する。 <事前課題> 蛭田先生の講義の前に以下の文献を読む。 助産雑誌,69(3),186~207,2015(ペリネイタルロスのケアを考える) <事後学習> 五石先生・蛭田先生の講義後に学びをそれぞれ,A4で1枚程度にまとめ(WORD使用),Moodleにて提出する。提出期限は別途提示する。

所要時間: 授業時間外の学習のために必要な時間として190分以上を確保する

スケジュール

  1. 月4日Ⅴ 五石 医学的に見た母乳の利点・欠点 母乳と薬
  2. 月6日Ⅰ 國島 新生児看護の基本 新生児の解剖・生理学的特徴
  3. 月6日Ⅱ 國島 ハイリスク新生児の特徴・主たる病態と疾患およびケアの基本①
  4. 月13日Ⅰ 國島 ハイリスク新生児の特徴・主たる病態と疾患およびケアの基本②
  5. 月13日Ⅱ 國島 ハイリスク新生児の特徴・主たる病態と疾患およびケアの基本③ ハイリスク新生児看護におけるファミリーセンタードケアの意義と概要
  6. 月20日Ⅰ 蛭田 ペリネイタルロスを経験した家族の心理とその支援①
  7. 月20日Ⅱ 蛭田 ペリネイタルロスを経験した家族の心理とその支援②

教科書

復習時には,助産学の他の科目で使用するテキストの該当箇所を参照すること。その他の必要な参考書は講義内で提示する。

    参考書

    • 新生児学入門 第5版

      著者: 仁志田博司

      出版社: 医学書院・2018

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