産褥期助産診断・技術学

助産学専攻科

HMID1080

コース情報

担当教員: 﨑山 貴代

単位数: 1

年度: 2024

学期: 2クォーター

曜限: 月2

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

20%

レポート

30%

定期試験

定期試験期間中

50%

その他

授業参加には,発表やディスカッションにおける参加度を含む。

0%

詳細情報

概要

本科目は助産学実践領域の科目である。 産褥期は女性(褥婦)やその家族にとって身体的・心理社会的に急激な変化が起こる時期である。 本科目は,褥婦や新生児およびその家族について適切な助産診断を行い,母乳育児を基本とした授乳支援等の育児技術や役割取得の支援を実践するための基礎的能力を培う科目である。

目標

1.褥婦や新生児およびその家族の身体的・心理社会的変化について説明できる。 2.褥婦の健康診査に関する基本的知識や方法およびアセスメントの視点について説明できる。 3.母乳育児支援に必要な知識を理解し,支援の方法について説明できる。 4.母子・家族関係を深め,セルフケア能力を向上させるための支援の在り方を説明できる。 5.事例を用いて産褥期の助産過程を展開できる

授業外の学習

課題はオリエンテーションで提示する。 事前に講義で学習する内容について,テキストの該当部分にて学習を行う。また,講義後に復習を行い,不明な点を明確にする。

所要時間: 200

スケジュール

  1. /10 オリエンテーション 産褥の経過アセスメント1 正常経過をたどる褥婦のアセスメントと援助,退行性変化・進行性変化促進のケア
  2. /17 産褥の経過アセスメント2 母子の包括的アセスメントとケア,心理的支援,バースレビュー,家族機能適応に関する支援
  3. /24 産後の生活に関する支援1 産後の日常生活適応への支援,育児行動獲得への支援,家族への支援
  4. /1 産後の生活に関する支援2 産褥期の保健指導・健康教育
  5. /8 母乳育児支援 出生直後の母乳育児支援,授乳支援の基礎,新生児の観察とアセスメント,退院後のフォローアップ
  6. /15 事例学習1 産褥期1~3日の助産診断・計画過程 事例を用いて,産褥期の助産過程の実際についてディスカッションを行う。
  7. /22 事例学習2 産褥期4~5日の助産診断・計画過程 事例を用いて,産褥期の助産過程の実際についてディスカッションを行う。

教科書

講義に下記の教科書を持参すること。

  • 助産師基礎教育テキスト第6巻,産褥期のケア/新生児期・乳幼児期のケア

    著者: 江藤宏美

    出版社: 日本看護協会出版会・2023

  • 母乳育児支援スタンダード第2版

    著者: NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会編

    出版社: 医学書院・2015

参考書

書籍情報はありません。

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