妊娠期助産診断・技術学

助産学専攻科

HMID1060

コース情報

担当教員: 島田 真理恵

単位数: 1

年度: 2024

学期: 1クォーター

曜限: 月2

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

20%

レポート

50%

定期試験

定期試験期間中

30%

その他

授業参加には,発表やディスカッションにおける参加度を含む。

0%

詳細情報

概要

助産師は,正常な過程にある妊婦においては,確実なフィジカルアセスメント能力をもって,自律して妊婦健康診査等を実施するとともに,妊婦の健康生活行動を個別に捉え,ヘルスプロモーションを志向した保健指導等の日常生活援助を行う必要がある。 本科目はこうした妊娠期における助産ケアを実践するための基礎的な能力を培う科目である。

目標

1)妊娠経過に伴う妊婦の身体的・心理社会的変化や胎児の健康,成長・発達について説明できる。 2)妊婦健康診査等に必要な妊娠期におけるアセスメントに必要な基本的知識や技術について説明できる。 3)ヘルスプロモーションの視点にたった妊娠期の保健指導や健康教育の在り方について説明できる。 3)妊婦の助産過程について理解し,事例を用いて妊娠期の助産診断を行い,助産過程を展開できる。

授業外の学習

オリエンテーションにて課題の提示を行う。 事前に講義で学習する内容について,テキストの該当部分にて学習を行う。また,講義後に復習を行い,不明な点を明確にする。

所要時間: 200

スケジュール

  1. /15 科目オリエンテーション 妊娠期を支援する助産師の機能や役割 妊娠期の助産過程の展開の概要
  2. /22 妊娠経過に伴う妊婦の身体的・心理社会的変化 胎児の健康,成長・発達
  3. /29 妊娠経過のアセスメントと支援 妊娠期の妊婦健康診査の実施 妊娠期における助産診断に必要な技術 (フィジカルアセスメント含む) 異常の早期発見と予防
  4. /13 妊娠中における保健指導・健康教育の在り方 ヘルスプロモーションの視点にたった妊娠各期の保健指導 親になるための準備へのケア,社会的資源の活用
  5. /20 ハイリスク妊婦への助産ケア 身体的心理社会的ハイリスク妊婦のアセスメント 合併症をもつ妊婦へのアセスメントと援助 心理的問題をもつ妊婦や特殊な状況にある妊婦への支援
  6. /27 妊娠経過に対応した支援(事例学習1) 妊娠初期・中期のアセスメントと支援
  7. /3 妊娠経過に対応した支援(事例学習2) 妊娠後期のアセスメントと支援 まとめ

教科書

下記は講義時必ず持参する

  • 助産師基礎教育テキスト第4巻 妊娠期の診断とケア

    著者: 森恵美編

    出版社: 日本看護協会出版会/2024

  • 助産師基礎教育テキスト第7巻 ハイリスク妊産婦・新生児へのケア

    著者: 小林康江編

    出版社: 日本看護協会出版会/2024

  • 母乳育児支援スタンダード 第2版

    著者: NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会編

    出版社: 医学書院/2015

参考書

書籍情報はありません。

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