生殖遺伝学

助産学専攻科

HMID1040

コース情報

担当教員: 島田 真理恵

単位数: 1

年度: 2024

学期: 4Q集中

曜限: その他

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

レポート

100%

その他

集中講義であり,全講義出席することを原則とする。 また,ディスカッションの際には,積極的な態度で参加する。 竹下先生の講義は,様々な専門用語が使われるため,十分な事前学習が必要である。

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詳細情報

概要

本科目は助産学基礎領域の科目である。現代の日本において,生殖遺伝学(遺伝医学)の基礎知識や出生前診断に関する基礎知識を持たずに助産実践を行うことはできない。 生殖遺伝学(遺伝医学)の基礎知識を学ぶとともに遺伝カウンセリングの考え方,遺伝に関わる諸課題についての対応の在り方について考える。 また,女性や子どもに寄り添い支援する助産師として,人(遺伝子)の多様性をどう捉えていくのがよいのかについて,患者・消費者団体代表者やマスメディア関係者の問題提起をもとにディスカッションし,考察する。

目標

1.生殖遺伝学(遺伝医学)の基礎知識を理解する。 2.遺伝カウンセリングの概要について理解する。 3.助産師として人(遺伝子)の多様性をどう捉えていくのか考察できる。

授業外の学習

事前課題 <竹下直樹先生の講義> 1.助産学講座(基礎助産学[2]母子の基礎科学)などの教科書を参考に以下の事項について自己学習を行う 1)染色体(構造,機能,分裂のメカニズム) 2)遺伝子(遺伝子の構造と機能 エピジェネティック制御) 3)遺伝疾患の分類 2.ペリネイタルケア(35(9)823-831,2016)の記事をよむ <小笹由香先生の講義> 助産雑誌の特集(2016年3月号)の特集 「遺伝カウンセラーとは異なる出生前検査における助産師の役割」を読んでおく 事後課題 課題レポートを作成し,Moodleに提出(各提出期限はMoodle参照) ①授業1・2で学んだこと(A4:1600字2枚以内) ②授業3・4で学んだこと,遺伝相談,出生前診断における助産師の役割に ついて(A4:1600字2枚以内) ③授業5~7の学び,感想(A4:1,600字2枚以内)

所要時間: 授業1回あたりの授業時間外の学習時間を190分以上確保する

スケジュール

  1. ※ 以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがある 12月12日(木)Ⅲ 竹下 遺伝医学の基礎1 遺伝とは
  2. 月12日(木)Ⅳ 竹下 遺伝医学の基礎2 遺伝疾患と出生前診断 不妊治療
  3. 月9日(木)Ⅲ 小笹 遺伝カウンセリングとは 遺伝カウンセラーの基本的姿勢
  4. 月9日(木)Ⅳ 小笹 遺伝カウンセリングの実践
  5. 月16日(木)Ⅲ 鈴木 遺伝相談,出生前診断-医療を受ける消費者,当事者からの問題提起
  6. 月16日(木)Ⅳ 高橋 遺伝相談,出生前診断他,マスコミ報道の特徴,考え 当事者からの問題提起
  7. 月16日(木)Ⅴ 小笹・鈴木・高橋 遺伝相談,出生前診断をうける対象者への助産師の支援の在り方-ディスカッション

教科書

適宜提示する。

    参考書

    適宜提示する。

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