周産期医学II (小児科領域)

助産学専攻科

HMID1031

コース情報

担当教員: 島田 真理恵

単位数: 1

年度: 2024

学期: 春学期集中

曜限: その他

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

レポート

20%

定期試験

定期試験期間中

80%

詳細情報

概要

本科目は,助産学基礎領域の科目である。 助産活動は,最新の医学的知識をもって行うことが必要であり,周産期領域の医学的基礎知識を充実させるための科目である。周産期小児科領域のケアを行っていくうえで必要な病態生理・治療について学ぶ。 具体的内容としては,小児医療での成長発達の捉え方,正常新生児の胎外生活適応の過程,乳幼児の成長・発達,新生児・乳幼児の主な疾患の病態生理と治療である。 授業は講義を主体とし,必要に応じて意見交換等を行う。

目標

1.新生児の生理的特徴を理解する。 2.新生児の胎外生活への適応を理解する。 3.新生児の外科的疾患を理解する。 4.新生児のフィジカルアセスメントができる。 5.新生児の出生直後から1か月健診までに必要な知識を習得する。 6.乳幼児の発育と生理・運動・精神的機能の発達を理解する。 7.ハイリスク新生児とそのケアについ理解する。 8.乳幼児の発育発達に関連した保健相談が理解できる。

授業外の学習

第1回講義前に「早期母子接触の留意点(日本助産師会HPより取得する)」を読み, その要点をまとめてMoodleに提出する(提出期限:4月15日23:00)。 新生児の生理・病態の基礎的知識を学ぶ科目である。授業該当箇所の教科書および提示資料での予習および復習は必須である。 なお,科目で各テーマで使用されている用語の理解についても助産師として必要である。 授業終了後に事後課題を提示する(詳細はMoodle参照)

所要時間: 授業1回あたり予習・復習に必要な時間は190分以上を確保する

スケジュール

  1. ※ 以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがある 4/16 新生児学総論
  2. /16 体温・栄養
  3. /19 水と電解質
  4. /19 血液,感染症と免疫
  5. /26 呼吸・循環
  6. /10 中枢神経 奇形,先天異常,外科的疾患
  7. /10 乳幼児の発育,生理機能の発達

教科書

学習過程で必要に応じて参考書を活用する。

  • 助産師基礎教育テキスト第6巻 産褥期のケア,新生児期・乳幼児期のケア

    著者: 横尾京子編

    出版社: 日本看護協会出版会・2024

参考書

  • 新生児学入門第5版

    著者: 仁志田博司

    出版社: 医学書院・2018

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