メディアと文化IVb(大衆文化論)

文学部 - 新聞学科

HJN68200

コース情報

担当教員: 柴野 京子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木1

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

15%

授業参加

15%

リアクションペーパー

20%

レポート

50%

その他

出席,授業参加,リアクションペーパーは同義。受講実績が10回未満の場合は,期末試験を評価対象としない。

0%

詳細情報

概要

雑誌は時代をうつす鏡と言われ,ファッション誌やスポーツ誌など,今も華やかなイメージがある。だがいっぽうで,インターネットの登場により,商品としての雑誌はすでに使命を終えつつあるという説もある。改めて"雑誌”とは何だろうか。 この講義は,一般論としての雑誌や編集のセオリーではなく,いくつかの観点から近過去の雑誌を観察することで,このメディアが果たしてきた役割や意味をとらえなおす試みである。同時に「雑誌を対象とする研究」の方法論も示していく。 受講者は毎回リアクションペーパーを提出のこと。13回目に受講生による「雑誌ビブリオバトル」を実施。参加者は加点対象とする。

目標

①過去の具体的な事例から,さまざまな雑誌の存在を知る。 ②雑誌を研究対象として扱う場合の視点を理解する。

授業外の学習

書店や図書館で,ふだん手に取らない雑誌を務めて見るようにする。 授業でとりあげられた雑誌を閲覧してみる。

所要時間: 190

スケジュール

  1. イントロダクション
  2. ジャーナリズムとしての雑誌
  3. 文学としての雑誌
  4. 雑誌のグラフィズム
  5. カルチャーとしての雑誌 見る雑誌『平凡』文化
  6. カルチャーとしての雑誌 『平凡パンチ』の伝説
  7. 消費としての雑誌,あるいはカタログ
  8. 雑誌とジェンダー お嬢様と主婦の時代
  9. ファッション誌考
  10. 運動としての雑誌 『思想の科学』とその周辺
  11. カルチャーとしての雑誌 ミニコミとサブカル
  12. 情報としての雑誌 『ぴあ』の時代
  13. 雑誌ビブリオバトル
  14. まとめ

教科書

テキストは特に定めず,レジュメを配布する。参考文献は随時提示するが,授業でとりあげた雑誌は,図書館や書店などで積極的に閲覧してほしい。

    参考書

    書籍情報はありません。

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