メディアと文化IIIb(マスコミ調査)
文学部 - 新聞学科
HJN67800
コース情報
担当教員: 渡邊 久哲
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月3
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
35%
リアクションペーパー
30%
授業内期末試験
授業期間中
35%
詳細情報
概要
世論調査と市場調査を比較検討した上でそれぞれの課題を整理する。次に各メディア広告媒体価値調査の基礎と活用法を学習する。また広告媒体であることが,各メディアのコンテンツに与える影響についても学ぶ。特にテレビ業界に多大な影響を与えている視聴率調査については,沿革,測定方法,データ利用実態をレビューするとともに,多メディア化の進展の中で生じている問題を検討する。「メディアと文化Ⅲa」を受講済みであることが望ましい.
目標
・メディアの調査の課題と新しい調査法への取組みを理解する ・メディアの広告媒体価値を把握するための既存の調査の実態を理解する ・メディアの広告媒体価値を把握するためのデジタル技術を駆使した新しい調査手法を理解 する ・広告業界におけるデータ流通の実態と課題を理解する 以上の学習から,今後の広告業界と調査の関係について自身の考えを持つようになること
授業外の学習
指定されたテキストにあらかじめ目を通し,基礎的な知識を獲得しておくこと。また日頃から,身の回りのさまざまな広告媒体についてその効果を意識的に考える習慣をつけておくこと。
所要時間: 190
スケジュール
- イントロダクション
- 世論調査と市場調査
- マーケティングと広告
- メディア接触と広告媒体価値
- 視聴率の沿革
- 番組制作と視聴率
- 民放の産業構造と視聴率
- 年の視聴率調査方法改革
- いわゆる「視聴率至上主義」と「視聴質」
- さまざまな「視聴質」調査
- グループインタビューと番組の「質」
- インターネット広告とテレビ広告
- マーケティングリサーチの実務現場について
- 期末試験と総括
教科書
その都度必要に応じて紹介する。
参考書
書籍情報はありません。