メディアと社会IVb(PR論)
文学部 - 新聞学科
HJN67400
コース情報
担当教員: 国枝 智樹
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金4
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
リアクションペーパー
レポート
中間試験
授業期間中
詳細情報
概要
広報・PR(パブリック・リレーションズ)とは政府や企業によるコミュニケーションやその体系,プロセスである。政府や企業はマスメディアでニュースとして取り上げてもらったり,ソーシャルメディアで発信したりすることで,政策や新商品の周知徹底,組織のイメージの改善,優秀な人材の獲得を試みている。広報・PRは社会に対して多大な影響を与えることもある一方,その存在は広告に比べて認識・理解されにくい領域だとされている。 本講義では現代の広報・PRの課題について,社会貢献/企業の社会的責任,危機への対応/危機管理広報,災害時の広報・PR,非営利組織の広報・PR,行政機関の広報・PRという5つの視点から考察する。各テーマについて,前半ではその特徴や課題を学び,後半では事例の分析やディスカッションを行う。 本講義の受講者は「メディアと社会IVa(PR論)」を履修済みであることが望ましい。
目標
"本講義を通して学生は以下のことができるようになる。 - 広報・PRの現代的課題について説明できる。 - 社会的課題に関する広報・PRの事例を収集し,適切な概念を用いて分析できる。 - 社会的課題の解決を目指す広報・PRの戦略を立案できる。"
授業外の学習
講義の予習としてテキストを読むことが,復習として講義の振り返りや課題に取り組むことが求められる。
所要時間: 190分
スケジュール
- ガイダンス:現代の広報・PRの課題
- 社会貢献と広報・PR1
- 社会貢献と広報・PR2
- 危機への対応1
- 危機への対応2
- 災害時の広報1
- 災害時の広報2
- 小テスト,フィードバック
- 非営利組織の広報1
- 非営利組織の広報2
- 行政広報1
- 行政広報2
- 戦略立案ワークショップ
- 戦略発表
教科書
メディアと社会IVa(PR論)と同じテキストを使用します。
広報・PR論 -- パブリック・リレーションズの理論と実際 改訂版
著者: 関谷直也他
出版社: 有斐閣・2022
参考書
広報・PR概説: PRプランナー資格認定制度1次試験対応テキスト
著者: 日本パブリックリレーションズ協会
出版社: 同友館・2023
月刊『広報会議』
著者: 宣伝会議
出版社: 宣伝会議
アージェンティのコーポレート・コミュニケーション
著者: ポール・A・アージェンティ
出版社: 東急エージェンシー・2019