ジャーナリズムの現在II

文学部 - 新聞学科

HJN66600

コース情報

担当教員: 音 好宏

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月5

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

出席状況

15%

授業参加

15%

リアクションペーパー

30%

レポート

20%

授業内期末試験

授業期間中

20%

詳細情報

概要

現代日本のテレビ・ジャーナリズムの諸問題について検討する。テレビ・ジャーナリズムについては,批判も含め様々な議論がなされてきたが,ネットの伸長に象徴されるメディア環境の変化のなかで,そのありようについて再び議論が活発化している。また,テレビ・ドキュメンタリーの映画化や,国際共同制作の展開など,テレビ・ジャーナリズムの多面的なありようが活発に模索されてもいる。 特に昨年来,世界的猛威を振るっている新型コロナウイルスは,テレビ・ジャーナリズムのありようについても,様々な影響を与え,またその対応を求めている。 本講座では,そのような実際のメディア状況を踏まえつつ,日本の放送メディアがそのジャーナリズム機能をどう発揮してきたのか,また,メディア環境の変化のなかでどう展開しようとしているのか。講座では,現場の記者,ディレクター,ドキュメンタリストなどを迎え,テレビ・ジャーナリズムの課題と可能性を考察するとともに,内在する現代メディアの問題を論じてもらう。 なお,この講座は,TBSの寄附講座として開講される。

目標

現代テレビ・ジャーナリズムが直面する課題の理解

授業外の学習

指定された番組,文献の確認。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. イントロダクション ガイダンス 音好宏(新聞学科),渡邊久哲(新聞学科)
  2. テレビ・ジャーナリズムのいま(1) 音好宏(新聞学科)
  3. テレビ・ジャーナリズムのいま(2) 音好宏(新聞学科)
  4. テレビ・ジャーナリズムの発達と展開(1) 大鶴史朗(TBS),音好宏(新聞学科)
  5. テレビ・ジャーナリズムの発達と展開(2) 大鶴史朗(TBS),音好宏(新聞学科)
  6. テレビ・ドキュメンタリーは日本をどう描いてきたか(1) 大鶴史朗(TBS),音好宏(新聞学科)
  7. テレビ・ドキュメンタリーは日本をどう描いてきたか(2) 大鶴史朗(TBS),音好宏(新聞学科)
  8. 日本のテレビシステムの特質とテレビ・ジャーナリズム(1) 大鶴史朗(TBS)
  9. 日本のテレビシステムの特質とテレビ・ジャーナリズム(2) 大鶴史朗(TBS)
  10. 戦後テレビ・ジャーナリズムの検証(1) 音好宏(新聞学科)
  11. 戦後テレビ・ジャーナリズムの検証(2) 音好宏(新聞学科)
  12. テレビ・ジャーナリズムの課題と可能性(1) 大鶴史朗(TBS)
  13. テレビ・ジャーナリズムの課題と可能性(2) 大鶴史朗(TBS)
  14. 総括 音 好宏(新聞学科)

教科書

「地方の時代」映像祭実行委員会 ほか編 『地域発ドキュメンタリーは社会を変える』 ナカニシヤ出版

    参考書

    書籍情報はありません。

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