テレビ制作IIa

文学部 - 新聞学科

HJN65200

コース情報

担当教員: 水島 宏明

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 金4

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

5%

授業参加

15%

レポート

20%

その他

課題作品の内容およびその制作に至る貢献度を個別に評価します。番組取材・制作が基本なので原則として毎回出席を求めます。このほか,ドキュメンタリー作品の感想を求めるレポートなどが加わる場合があります。

60%

詳細情報

概要

「テレビ制作Ⅰ」を発展させた形でのドキュメンタリー映像の企画・取材・制作を行います。その作業を通じて,映像で“語ること”“伝えること”の意味および手法をより深く学んでいきます。 完成したドキュメンタリーは映像コンクールへの出品することをゴールにします。 原則として受講生は「テレビ制作Ⅰa」もしくは「テレビ制作Ⅰb」を履修済みであることが求められます。ただし特段の技能や経験を持っている人などには,初回での確認を経て参加を認める場合があります。 なお,受講生は20名までとし,希望者が定員を超える場合は,初回の授業で抽選を行います。 (新聞学科優先。他学部他学科からの受講は,この講義概要に示した条件をクリアする者のみ可 履修可能な年次は,履修要覧の「年次」欄を参照すること。) この科目は,「ジャーナリズム」コースの科目である。

目標

映像制作の発展的知識,技術の修得,テレビ報道の実践の大学生としての学びの完成段階を目指します。原則として1人でドキュメンタリーを制作します。取材するテーマの発見,取材の交渉,撮影,編集などのプロセスを通して,理性と感性で伝えるというドキュメンタリーの発展段階のスキルを身につけます。映像制作の基礎的知識,技術の修得(番組のテーマのリサーチ,取材相手との交渉,撮影や編集など,テレビの「情報番組」の制作に必要なスキルを身につける) 取材や編集優先です。作品の企画書の提出や途中経過の連絡などを欠かさない場合,事前連絡があり,外で取材をする場合には,必ずしも毎回の授業に出席する必要はありません。作品優先です。

授業外の学習

進捗状況によって,撮影・編集作業などの一部を授業時間外に行う場合があります。取材先は学生が自らリサーチしてアポ取りや撮影・編集して完成させていきます。テレビ番組の分析などの課題をやってもらいながら,映像撮影などのスキルをアップさせます。

所要時間: 2時間

スケジュール

  1. ガイダンス「ドキュメンタリーをつくるということ」
  2. 映像制作の発展「すぐれたドキュメンタリーとは?」
  3. 企画の検討「テーマから入るかエピソードから入るか」
  4. 構成の検討(1)
  5. 構成の検討(2)
  6. 取材・撮影(1)
  7. 取材・撮影(2)
  8. 取材・撮影(3)
  9. 構成の再検討 ゲスト講師・是枝裕和監督を予定(ご本人の都合で変更になる場合があります)
  10. 編集(1)
  11. 編集(2)
  12. 編集(3)
  13. 仕上げ
  14. 映像作品の講評, 全体のまとめ (授業で提示された課題について,参考図書を読んでレポートを提出する)

教科書

必要に応じて指示します。

  • 想像力欠如社会

    著者: 水島宏明

    出版社: 弘文堂/2018

  • ビデオカメラでいこう〜ゼロから始めるドキュメンタリー制作〜

    著者: 白石草

    出版社: 七つ森書館/2008

参考書

授業内で随時紹介。

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