テレビ制作IIa
文学部 - 新聞学科
HJN65200
コース情報
担当教員: 水島 宏明
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金4
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
その他
課題作品の内容およびその制作に至る貢献度を個別に評価します。番組取材・制作が基本なので原則として毎回出席を求めます。このほか,ドキュメンタリー作品の感想を求めるレポートなどが加わる場合があります。
詳細情報
概要
「テレビ制作Ⅰ」を発展させた形でのドキュメンタリー映像の企画・取材・制作を行います。その作業を通じて,映像で“語ること”“伝えること”の意味および手法をより深く学んでいきます。 完成したドキュメンタリーは映像コンクールへの出品することをゴールにします。 原則として受講生は「テレビ制作Ⅰa」もしくは「テレビ制作Ⅰb」を履修済みであることが求められます。ただし特段の技能や経験を持っている人などには,初回での確認を経て参加を認める場合があります。 なお,受講生は20名までとし,希望者が定員を超える場合は,初回の授業で抽選を行います。 (新聞学科優先。他学部他学科からの受講は,この講義概要に示した条件をクリアする者のみ可 履修可能な年次は,履修要覧の「年次」欄を参照すること。) この科目は,「ジャーナリズム」コースの科目である。
目標
映像制作の発展的知識,技術の修得,テレビ報道の実践の大学生としての学びの完成段階を目指します。原則として1人でドキュメンタリーを制作します。取材するテーマの発見,取材の交渉,撮影,編集などのプロセスを通して,理性と感性で伝えるというドキュメンタリーの発展段階のスキルを身につけます。映像制作の基礎的知識,技術の修得(番組のテーマのリサーチ,取材相手との交渉,撮影や編集など,テレビの「情報番組」の制作に必要なスキルを身につける) 取材や編集優先です。作品の企画書の提出や途中経過の連絡などを欠かさない場合,事前連絡があり,外で取材をする場合には,必ずしも毎回の授業に出席する必要はありません。作品優先です。
授業外の学習
進捗状況によって,撮影・編集作業などの一部を授業時間外に行う場合があります。取材先は学生が自らリサーチしてアポ取りや撮影・編集して完成させていきます。テレビ番組の分析などの課題をやってもらいながら,映像撮影などのスキルをアップさせます。
所要時間: 2時間
スケジュール
- ガイダンス「ドキュメンタリーをつくるということ」
- 映像制作の発展「すぐれたドキュメンタリーとは?」
- 企画の検討「テーマから入るかエピソードから入るか」
- 構成の検討(1)
- 構成の検討(2)
- 取材・撮影(1)
- 取材・撮影(2)
- 取材・撮影(3)
- 構成の再検討 ゲスト講師・是枝裕和監督を予定(ご本人の都合で変更になる場合があります)
- 編集(1)
- 編集(2)
- 編集(3)
- 仕上げ
- 映像作品の講評, 全体のまとめ (授業で提示された課題について,参考図書を読んでレポートを提出する)
教科書
必要に応じて指示します。
想像力欠如社会
著者: 水島宏明
出版社: 弘文堂/2018
ビデオカメラでいこう〜ゼロから始めるドキュメンタリー制作〜
著者: 白石草
出版社: 七つ森書館/2008
参考書
授業内で随時紹介。