論文作法II

文学部 - 新聞学科

HJN64600

コース情報

担当教員: 原 真

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水5

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

授業参加

10%

レポート

80%

その他

評価基準・割合は変更する可能性があります。

0%

詳細情報

概要

担当講師は現役の新聞記者(共同通信社編集委員)で,新聞記事の取材・執筆方法を参照しながら,文章の書き方を考えていきます。 受講するみなさんには,宿題(レポート)で文章を何度も書いてもらいます。表現技術の習得にとどまらず,マスメディアの実情を知ることで,メディアの情報を批判的に読み解くとともに,自ら発信する能力,すなわちメディアリテラシーをはぐくむことを目指します。大学でのレポートや論文の執筆はもちろん,社会に出て企画書を作ったり,ライターとして文章を書いたりする基礎を身に付けられればと考えています。 2023年度以前に同じ講師の「論文作法」を受講した方は,重なる部分がありますので,履修登録しないでください。

目標

短い文章(1200字程度まで)を分かりやすく書けるようになること。

授業外の学習

文章が上達する道は,実際に書くことしかありません。水曜日の授業中に模擬記者会見などを行い,宿題(レポート)として授業時間外に記事を書いてもらい,その週の土曜日正午までに提出,翌週水曜日の授業で検討するということを,計5回実施する予定です。このほか,自己紹介の作文や総括レポートを執筆してもらいます。 履修する場合は,原則として14回の授業全てに出席してください。出席していないと,レポートを作成できません。これらのレポートで成績を評価します。

所要時間: レポート執筆には毎回,2時間以上はかかると想定しています。

スケジュール

  1. イントロダクション,教員紹介とアンケート(以後の各回とも,状況によりテーマなどを変更する可能性があります)
  2. 文章の基本1~構文
  3. 文章の基本2~文章の構成,自己紹介レポート
  4. 文章の基本3~取材・調査
  5. 事故記事1~模擬記者会見
  6. 事故記事2~記事(レポート)の検討
  7. 事件記事1~模擬会見
  8. 事件記事2~記事の検討
  9. 人物記事1~模擬会見
  10. 人物記事2~記事の検討
  11. 人物記事3~インタビュー
  12. 人物記事4~記事の検討
  13. コラム1~随想のヒント
  14. コラム2~記事の検討,総括レポート

教科書

文章を書く実践中心の授業のため,教科書は使いません。

    参考書

    下記の通り。

    • 「新版・日本語の作文技術」

      著者: 本多勝一

      出版社: 朝日新聞出版(朝日文庫)・2015年

    • 「わたしの居場所」

      著者: 共同通信社取材班

      出版社: 現代人文社・2021年

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