テレビ制作Ia

文学部 - 新聞学科

HJN60410

コース情報

担当教員: 水島 宏明

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月3

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

授業参加

20%

レポート

10%

その他

作品への評価と貢献度が60%。 実習型の授業であり,またグループで映像作品を作るため,授業に参加していない人は評価の対象となりません。ただし,取材などでの欠席は出席扱いにします。制作への参加度,完成した作品の内容,レポートなどから総合的に判断し,評価を行います。

50%

詳細情報

概要

テレビ番組のうち【情報番組】(いわゆるワイドショーの特集コーナー)を制作する授業です。 情報番組はあらゆるテレビ番組の基本になる番組です。 「〇〇駅周辺のみどころ紹介」「△△の店紹介」などが典型です。小グループに分かれ,テレビセンターのスタジオを使って映像作品を制作します。「企画」,「撮影」,「編集」,「仕上げ」というプロセスを通じて,映像による表現の基礎を学んでいきます。 グループごとに自主的に決められたテーマに沿って,大学の外で取材し,映像を撮影して,映像を編集して番組を完成させます。当然ながらリアルなリサーチや取材プロセスが前提になります。 受講生は「演習Ⅰ(放送)」,「演習1(メディアリテラシー)」もしくは「視聴覚教育」を履修済みであることが求められます。その他の場合には撮影・編集などの経験がある人で特に希望する人に対しては,初回で確認を経た上で参加を認める場合があります。 なお,受講生は原則として20名までとし,希望者が定員を超える場合は,初回の授業で抽選を行います。 (新聞学科生は「演習1(メディアリテラシー)」の履修が終わっていること。学部受講生は,「視聴覚教育」を終了するなど講義概要で示した条件をクリアする者のみ可。履修可能な年次は,履修要覧の「年次」欄を参照すること。この条件に該当しない場合でも本人のスキルなどで履修を認める場合があります) この科目は,「ジャーナリズム」コースの科目である。

目標

映像制作の基礎的知識,技術の修得(番組のテーマのリサーチ,取材相手との交渉,撮影や編集など,テレビ番組の「情報番組」の制作に必要なスキルを身につける)。 すでにある情報だけでなく,現場で取材した情報を付加し,スタジオとVTRを使い分けて,コメント情報,字幕情報,ナレーション情報など組み合わせた,テレビの「情報番組」をつくることができる。

授業外の学習

進行状況によっては,編集作業などの一部を時間外に行う場合があります。テーマの選定や具体的な取材相手を探し出してアポ取りをして,撮影・編集するのは学生が自主的に行います。 テレビ番組の分析などの課題をやってもらい,撮影/編集などのスキルアップをしてもらいます。映像制作の基礎的知識,技術の修得(番組のテーマのリサーチ,取材相手との交渉,撮影や編集など,テレビの「情報番組」の制作に必要なスキルを身につける)。

所要時間: 2時間

スケジュール

  1. ガイダンス「情報番組とは何か」
  2. 「情報番組」の番組制作の基本
  3. 企画の検討
  4. 構成の検討
  5. ロケでのビデオカメラの撮影の基本
  6. ロケでのビデオカメラの撮影の練習
  7. スタジオ収録の練習
  8. スタジオ収録の実践
  9. 追加のロケでビデオカメラ撮影実践
  10. 映像編集(1)
  11. 映像編集(2)
  12. 映像編集(3)
  13. 仕上げ
  14. 映像作品の講評, 全体のまとめ (授業で提示された課題について,参考図書を読んでレポートを提出する) くわえて「情報番組」の工夫についてのリテラシーをテストする

教科書

教科書は必要に応じてその都度指示します。

  • 『わかりやすく<伝える>技術』

    著者: 池上彰

    出版社: 講談社現代新書/2009

参考書

授業内で随時紹介。

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