テレビ制作Ib

概要

テレビ番組のうち【ニュース番組】を制作する授業です。小グループに分かれ,テレビセンターのスタジオを使って映像作品を制作します。「企画」,「撮影」,「編集」,「仕上げ」というプロセスを通じて,映像による表現の基礎を学んでいきます。 テレビ報道,テレビジャーナリズムを実践する授業です。 グループごとに自主的に決めたテーマに沿って,大学の外で取材し,映像を撮影し,映像を編集して番組を完成させていきます。当然ながらリアルなリサーチや取材プロセスが前提になります。 新聞学科生は「演習１(メディアリテラシー)」の履修が終わっていること。他学部他学科の受講生は,「視聴覚教育」を終了するなど講義概要で示した条件をクリアする者のみ可。履修可能な年次は,履修要覧の「年次」欄を参照すること。なおこの条件に該当しない場合でも本人のスキルなどで履修を認める場合があります. なお,受講生は原則として20名までとし,希望者が定員を超える場合は,初回の授業で抽選を行います。 この科目は,「ジャーナリズム」コースの科目である。

目標

映像制作の応用的知識,技術の修得(番組のテーマのリサーチ,取材相手との交渉,撮影や編集など,テレビの「ニュース番組」の制作に必要なスキルを身につける)。 すでにある情報だけでなく,現場で取材した情報を付加し,スタジオとVTRを使い分けて,コメント情報,字幕情報,ナレーション情報など組み合わせた,テレビの「ニュース番組」をつくることができる。 ニュース番組の基礎になっている「記者レポート」をそれぞれができるようになる。 できる限りリアリティーを追求し,実際の事故などが起きた現場や企業やNPO,研究機関などを実際に取材してVTRを作成できること。

授業外の学習

進行状況によって,大学外で取材アポを取って,撮影取材に行ってもらいます。 また編集作業などの一部を時間外に行うほか,課題としてテレビ番組の分析なども行います。

所要時間: 2時価