外国ジャーナリズムIIIa

文学部 - 新聞学科

HJN53400

コース情報

担当教員: 石澤 靖治

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金4

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

20%

授業内期末試験

授業期間中

50%

中間試験

授業期間中

30%

詳細情報

概要

ジャーナリズムとは,ジャーナリズムが属する社会や地域や国家の特性を反映する。また特にアメリカにおいては政治からの介入,政治との一体性・相互作用,社会思想という視点が重要である。そこでこの授業においては ①「アメリカジャーナリズム」それ自身というよりも,米外交と米ジャーナリズム(主として前半),米大統領(政治)・米社会とジャーナリズム(主として後半)という視点から講じる。 ②したがって,米大統領制,米外交,米社会問題,日米関係などにわたるため,それらへの興味と理解が必要となる。 ③アクティブ・ラーニングについては,多少「あり」という程度。

目標

①アメリカジャーナリズムにはどのような特色があり,現在の状況がどのように位置づけられるかを理解できるようにする ②同時にアメリカにおける米大統領制,外交,社会問題,日米関係についての一定以上の知識を有し,理解できるようにする

授業外の学習

予習・復習あわせてトータルで60時間以上

所要時間: 授業 1 回あたり 180 分以上

スケジュール

  1. イントロダクション・ジャーナリズム全般:ジャーナリズム全体についての考え方について(なお,以下は予定で変更あり。あるいは週をまたぐ可能性あり)
  2. 米ジャーナリズムの概要:歴史と産業としての米ジャーナリズムの概要説明
  3. 歴史:ニューヨークタイムズ,ワシントンポストなど
  4. 戦争:ベトナム戦争・湾岸戦争と米政権・米メディア・世論
  5. 戦争:イラク戦争,世界の地域紛争と米政権・米メディア・世論
  6. 日米関係:戦後日米関係史と日米報道摩擦
  7. 理解度の確認
  8. 米大統領1:米大統領の権力と世論
  9. 米大統領2:ウィルソンからニクソン
  10. 米大統領3:レーガンからオバマ
  11. ビジネス・批判・監視
  12. 社会思想:アメリカの保守とリベラル
  13. 結論として:トランピズムと米メディア,政治,社会
  14. 最終理解度の確認

教科書

書籍情報はありません。

参考書

  • アメリカ 情報・文化支配の終焉

    著者: 石澤靖治

    出版社: PHP研究所,2019年

  • 現代ジャーナリズム論

    著者: 石澤靖治

    出版社: ミネルヴァ書房,2008年

  • 政治コミュニケーション概論

    著者: 石澤靖治

    出版社: ミネルヴァ書房,2021年

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