外国ジャーナリズムIIa
文学部 - 新聞学科
HJN53200
コース情報
担当教員: 佐藤 卓己
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木1
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
20%
リアクションペーパー
20%
授業内期末試験
授業期間中
60%
詳細情報
概要
ドイツ,イギリスを中心とした欧州のメディアの歴史と現状,それが抱える諸問題について,政治的・社会的・技術的背景との関連で考察する。テキスト『現代メディア史 新版』各章のドイツ・イギリスの節の内容を中心に行う。日本との対比を意識するでは,日本を中心にメディア史を論じる「ジャーナリズム史Ⅰ・Ⅱ」も履修することが望ましい。
目標
欧州のメディアの発展過程とその特質の理解
授業外の学習
指定された基本文献による知識の確認
所要時間: 190分
スケジュール
- ガイダンス
- ドイツ新聞学
- カルチュラル・スタディーズ
- 市民的公共性と大衆社会
- 国民化と伝統の創出
- レクラム文庫とペンギン革命
- 市民新聞と大衆新聞
- 視覚の国民化
- プロパガンダと総力戦
- ラジオの社会的機能
- 大英帝国と第三帝国の映画政策
- イギリスとドイツのテレビ
- 欧州の情報化構想
- まとめ
教科書
下記の『現代メディア史新版』の各章のドイツ,イギリスの項を事前学習することが望ましい。
現代メディア史 新版
著者: 佐藤卓己
出版社: 岩波書店・2018年
参考書
ドイツと日本の比較に特に関心のある場合,新聞学の成立史に関心がある場合は読むことが望ましい。
ファシスト的公共性:総力戦体制のメディア学
著者: 佐藤卓己
出版社: 岩波書店・2018年