外国ジャーナリズムIb
文学部 - 新聞学科
HJN53100
コース情報
担当教員: 阿部 るり
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木3
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
15%
リアクションペーパー
35%
レポート
40%
小テスト等
10%
詳細情報
概要
中東地域では衛星放送, インターネット, モバイルメディアの普及等を通して情報化が進展してきた。本講義では現代の中東におけるマス・メディア, ジャーナリズム状況を歴史的, 政治的,社会的,文化的な視点から理解することを目的とする。新聞, 放送などのメディアを個々に取り上げた後,インターネット, SNSを含めメディアのもたらす政治的,社会的影響を最新の議論を踏まえて検討する。 *レポート作成にあたっては,英語をはじめとする外国語で書かれた資料を読み解くことが必要です。詳しくは初回に説明します。
目標
中東地域のメディア,ジャーナリズム,言論をめぐる状況についての理解。
授業外の学習
授業時に適宜指示する。
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション
- 中東地域の政治体制とメディアⅠ
- 中東地域の政治体制とメディアⅡ
- 中東における「ジャーナリズム」の現状と問題点
- 中東における言論状況―言論の自由と規制
- 中東における放送メディアの発展―ラジオからテレビへ
- 中東における衛星放送の発展
- 中東における情報覇権と衛星放送
- ドキュメンタリーから見る中東社会
- 中東社会におけるメディアと民衆-ジェンダーの視点から-
- メディアにおけるイスラームと女性-表象の政治学-
- 中東における情報化と「民主化」-クルド問題からの考察―
- 中東社会におけるインターネット・SNSと社会変革の可能性
- 総括
教科書
授業時に指示する。
参考書
授業時に指示する