演習IVa

文学部 - 新聞学科

HJN42001

コース情報

担当教員: 髙橋 直治

単位数: 1

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月4

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

20%

レポート

20%

その他

卒論への取り組み等を考慮して評価する。

60%

詳細情報

概要

卒業論文執筆のための指導を行う。研究の「対象・主題(問い)・方法」の明確化と吟味,データの収集・分析・解釈,論文の構成・形式,執筆にまつわる様々な作法等についてアドバイスをする。 各自に進捗状況を適宜,報告してもらう。中間発表をかねた全体での討議を重ね,よりよい論文の完成をめざす。 この演習は,「情報社会・情報文化」コースの演習である。

目標

卒業論文を完成させること。

授業外の学習

卒論完成に向けて,論文を精緻化していく。 指定する年間スケジュールに沿って研究計画をたて,テーマ設定,方法論の研究,先行研究の整理,参考文献収集閲覧,対象データの取得,目次構成,各章要約の作成など,年間を通して行うべき作業を予定にしたがって遅れないよう進める。 指導教員への進捗状況報告も定期的に行う。

所要時間: 240分

スケジュール

  1. ガイダンス:卒業論文とは何か[原理と意義]/年間スケジュールの確認/緒注意,定期報告のルール/各自の対象・テーマについて全員で共有/卒論ゼミの進め方の確認(発表の仕方とコメントの作法など) (※初回は,2•3年生にも参加を求め,以降は,オブザーバーとして極力参加してもらう予定。また,ゼミ登録人数などによって,以下のスケジュールは変更可能性あり)
  2. 各自の問題意識と主題,先行研究の目処について報告と議論①
  3. 各自の問題意識と主題,先行研究の目処について報告と議論②
  4. 各自のRQ /仮説,研究対象/方法について報告と議論①
  5. 各自のRQ /仮説,研究対象/方法について報告と議論②
  6. 小括と実技的なレクチャー
  7. 各自の研究発表と検討会
  8. 各自の研究発表と検討会
  9. 各自の研究発表と検討会
  10. 各自の研究発表と検討会
  11. 各自のデータ収集状況,調査状況についての報告と議論①
  12. 各自のデータ収集状況,調査状況についての報告と議論②
  13. 各自の論文構成について報告と議論
  14. 今後のスケジュールの確認

教科書

まずは,学科の執筆要領を熟読すること。卒論研究と執筆を進めていくための実践的に役立つ本をあげたが,ガイダンス時に,改めて説明しますが,教科書に沿って授業を進めるのではありませんので,すぐに購入する必要はありません。使い方もふくめて授業内で,随時,適宜,指示します。

  • 『論文ゼミナール』

    著者: 佐々木健一

    出版社: 東京大学出版会・2014

  • 『論文の書きかた』

    著者: 佐藤健二

    出版社: 弘文堂・2014

  • 『新版 ぎりぎり合格への論文マニュアル

    著者: 山内志朗

    出版社: 平凡社・2021

参考書

まずは,学科の執筆要領を熟読すること。以下の挙げたものの他にも,各自に合わせて,個別な参考書は,随時,適宜,指示する。

  • 『質的社会調査の方法』

    著者: 岸政彦ほか

    出版社: 有斐閣・2016

  • 『ポストメディア・セオリーズ:メディア研究の新展開』

    著者: 伊藤守

    出版社: ミネルヴァ書房・2021

  • 『スクリーン・スタディーズ: デジタル時代の映像/メディア経験』

    著者: 光岡寿郎・大久保遼ほか

    出版社: 東京大学出版会・2019

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