演習IIIa
文学部 - 新聞学科
HJN31920
コース情報
担当教員: 水島 宏明
単位数: 1
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木4
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
その他
課題作品の内容およびその制作に至る貢献度を個別に評価します。番組取材・制作が基本なので原則として毎回出席を求めます。このほか,ドキュメンタリー作品の感想を求めるレポートなどが加わる場合があります。
詳細情報
概要
「演習1(メディアリテラシー)」「テレビ制作Ⅰ」を発展させた形での映像作品の企画・制作を行います。その作業を通じて,映像で“語ること”“伝えること”の意味および手法をより深く学んでいきます。 ドキュメンタリー制作の集大成として「1人で1作品を取材・制作」します。 映像コンクールへの出品をゴールにします。 原則として受講生は「テレビ制作Ⅰa」もしくは「テレビ制作Ⅰb」を履修済みで「テレビ制作Ⅱa」を今学期履修することが求められます。 この科目は,「ジャーナリズム」コースの科目である。
目標
映像制作の発展的知識,技術の修得,テレビ報道の実践の大学生としての学びの完成段階を目指します。取材するテーマの発見,取材の交渉,撮影,編集などのプロセスを通して,理性と感性で伝えるというドキュメンタリーの発展段階のスキルを身につけます。映像制作の基礎的知識,技術の修得(番組のテーマのリサーチ,取材相手との交渉,撮影や編集など,「ドキュメンタリー」の制作に必要なスキルを身につける) 【新型コロナウイルス】感染拡大の状況次第で授業内容の一部あるいは全部がオンライン形式に変更になる場合があります。ロヨラの授業掲示板でお知らせします。 ロヨラ,ムードル,ZOOM,LINE,メールでの連絡が多くなります。 取材や編集優先です。作品の企画書の提出や途中経過の連絡などを欠かさないでください。事前連絡があり,外で取材をする場合には,必ずしも毎回の授業に出席する必要はありません。作品勝負です。
授業外の学習
進捗状況によって,撮影・編集作業などの一部を授業時間外に行う場合があります。取材先は学生が自らリサーチしてアポ取りや撮影・編集して完成させていきます。ドキュメンタリーの視聴・分析などの「見る課題」をやってもらいながら,映像撮影などのスキルをアップさせます。
所要時間: 300分
スケジュール
- ガイダンス
- 映像制作の発展
- 企画の検討
- 構成の検討(1)
- 構成の検討(2)
- 取材・撮影(1)
- 取材・撮影(2)
- 取材・撮影(3)
- 構成の再検討 ゲスト講師・是枝裕和監督(予定:ご本人の事情で変更になる場合があります)
- 編集(1)
- 編集(2)
- 編集(3)
- 仕上げ
- 映像作品の講評, 全体のまとめ (授業で提示された課題について,参考図書を読んでレポートを提出する)
教科書
必要に応じて指示します。
メディアは貧困をどう伝えたか
著者: 水島宏明
出版社: 同時代社/2023
想像力欠如社会
著者: 水島宏明
出版社: 弘文堂/2018
ビデオカメラでいこう〜ゼロから始めるドキュメンタリー制作〜
著者: 白石草
出版社: 七つ森書館/2008
参考書
授業内で随時紹介。