演習IIIb
文学部 - 新聞学科
HJN31818
コース情報
担当教員: 髙橋 直治
単位数: 1
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木4
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
その他
ゼミメンバーに対しては,３Kグランドルールを求めます。「敬意を持って,忌憚なく,建設的に」他者の研究を傾聴し関わること。
詳細情報
概要
各自が,メディア表現行為(メディア・プラクティス)として捉えた「対象・主題・方法」の精度を高め,吟味・検討を繰り返しながら,卒業論文への道筋をつける。 髙橋直治担当の「演習Ⅱa/b」および「演習Ⅲa」が履修済みであること。 (それ以外の学生は,履修登録前に,髙橋まで対面での相談が必須) 秋学期は, ここまでの研究成果をゼミ論文(１万字以上)として提出する。 同時に,卒業論文完成までの工程表を作成する。 この演習は,「情報社会・情報文化」コースの演習である。
目標
自主研究のために,先行研究の収集・整理を通して,自身のリサーチ・クエスチョンを錬り上げ,「対象・主題・方法」を設定する。 また,年度末には,全員,論文(１万字以上)を提出する。
授業外の学習
ゼミの時間は主に発表やディスカッション,ワークショップ等に充てるので,授業時間外では各自が自身の日常生活の中から違和感やモヤモヤを汲み上げ,指定された文献購読やメディア表現作品の視聴を通して,自覚的な問題意識を練り上げる。またグループ・個人のフィールドワークや取材及び制作,各段階の研究報告の準備等も主に時間外に行うことになる。能動的に学習・実践を行うように心がけてほしい。
所要時間: 240分
スケジュール
- 前半(15:25ー16:10):３年生のみガイダンス 後半(16:15ー17:00):２年生のみガイダンス スケジュール,すすめかた等にについて話し合う。 以下,原則,学年ごと隔週開催。 (以下のスケジュールは,ゼミ人数やメンバーによって,変更可能性あり。)
- 合同ゼミ:ワールドカフェスタイル３年生の個人研究発表Workshop① (２年生はオーディエンス, 3年生は個人研究発表者) ※4週連続
- 合同ゼミ:ワールドカフェスタイル３年生の個人研究発表Workshop② (２年生はオーディエンス, 3年生は個人研究発表者) ※4週連続
- 合同ゼミ:ワールドカフェスタイル３年生の個人研究発表Workshop③ (２年生はオーディエンス, 3年生は個人研究発表者) ※4週連続
- 合同ゼミ:ワールドカフェスタイル３年生の個人研究発表Workshop④ (２年生はオーディエンス, 3年生は個人研究発表者) ※4週連続
- 年生:シナリオ制作ゼミ ※2週連続
- 年生:シナリオ制作ゼミ ※2週連続
- 年生:ゼミ論に向けての講義&ディスカッション
- 年生:シナリオ制作ゼミ
- 年生:ゼミ論個人発表①
- 年生:シナリオ制作ゼミ
- 年生:ゼミ論個人発表②
- 年生:シナリオ制作ゼミ
- 年生:ゼミ論個人発表③
教科書
自主研究のための方法についてのものをあげました。教科書に沿って授業を進めるのではありませんので,すぐに購入する必要はありません。使い方もふくめて授業内で,随時,適宜,指示します。必要に応じてその都度指示し,プリント配布等も適宜行います。これ以外のものも適宜指示します。
『情報生産者になる』
著者: 上野千鶴子
出版社: 筑摩書房・2018，
『質的研究法マッピング』
著者: サトウタツヤ・春日秀朗・神崎真実
出版社: 新曜社・2019
『はじめて「質的研究」を「書く」あなたへ ―研究計画から論文作成まで―』
著者: 太田裕子
出版社: 東京図書・2019，
参考書
自主研究のための主題についてのヒントになるものをあげました。授業内で,指示します。これ以外のものも適宜指示します。
『ポストメディア・セオリーズ:メディア研究の新展開』
著者: 伊藤守
出版社: ミネルヴァ書房・2021，
『スクリーン・スタディーズ:デジタル時代の映像/メディア経験』
著者: 光岡寿郎・大久保遼
出版社: 東京大学出版会・2019
『メディアの内と外を読み解く』
著者: 南出和余・木島由晶
出版社: せりか書房・2018