人間行動とマス・メディアI
文学部 - 新聞学科
HJN30900
コース情報
担当教員: 音 好宏
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 火1
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
10%
レポート
40%
授業内期末試験
授業期間中
50%
詳細情報
概要
本講義は,マス・コミュニケーションが人間行動にどのように関わってきたかを中心に検討する。具体的には,コミュニケーションの理論的研究の系譜を概観するとともに,現代社会における“情報化”が,私たちの情報環境,並びにコミュニケーション行動にどのような問題を投げかけているのかについて,具体的事例,実証的データを用いながら考えていきたい。「人間行動とマスメディアⅠ」では,主に米国で発達した実証主義的なマスコミュニケーション効果研究について扱う。
目標
コミュニケーション理論の体系的な理解
授業外の学習
指定された基本文献による知識の確認
所要時間: 190分
スケジュール
- ガイダンス
- マス・メディアの社会的影響力の諸相
- マス・コミュニケーション効果研究前史(1)
- マス・コミュニケーション効果研究前史(2)
- ラジオの発達とメディア利用行動
- 大戦期のメディア効果研究
- 限定効果論(1) 投票行動の研究
- 限定効果論(2) パーソナル・インフルエンス
- 限定効果論(3) 「利用と満足」研究
- 限定効果論(4) 普及過程研究
- テレビの普及とメディア利用行動の変化
- 強力効果モデル(1)
- 強力効果モデル(2)
- まとめ
教科書
授業で随時紹介する。
参考書
書籍情報はありません。