演習IIb
文学部 - 新聞学科
HJN21713
コース情報
担当教員: 水島 宏明
単位数: 1
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
その他
提出された課題作品(映像作品が主で,文章作品も評価)の内容の完成度やそこにいたるプロセスを評価します。
詳細情報
概要
貧困,障がい,差別,災害,外国人等の社会包摂など,社会にある様々な問題・課題を取材し,映像ドキュメンタリーにして伝える作業をします。 「個人」で企画を練って継続して撮影し,15〜20分程度のドキュメンタリー作品(ニュース特集と同程度の尺)を制作します。 「東京ビデオフェスティバル」「国際赤十字ヤング・リポーター・コンペティション」等の外部コンクールに出品し,入賞を目指します。 ゼミ生は「テレビ制作1」あるいいは「テレビ制作2」のテレビセンター授業を履修して,テレビセンターを利用しやすい環境にしてください。 他方で,大学の外を撮影してドキュメンタリー作品として通用するレベルを目指します。
目標
人と向き合う「映像ジャーナリスト」の応用的な実践能力を身につける。 相手との交渉,関係構築,映像取材などの基礎的な行動を個人でできるようになる。 作品づくりにあたって,関係するデータの挿入などジャーナリズムで基本となるプロセスを理解してノウハウを習得し,ビデオジャーナリストとして動ける力を身につける。 取材するテーマの発見,取材の交渉,撮影,編集などのプロセスを通して,理性と感性で伝えるというドキュメンタリーの中級段階のスキルを身につけます。 この演習は,「ジャーナリズム」コースの演習である。
授業外の学習
授業時間外では,ジャーナリズムに関連する課題本を読むほか,ドキュメンタリー作品を視聴して研究します。 実際の取材(下調べ,相手との交渉,撮影),編集などの作業は,授業時間外に行ってくdさい。 映像作品づくりが主になりますが,他に文章ルポにも作品化していきます。 ゼミの授業は,あくまで学生が授業時間外に「取材」したプロセスを<確認する場>だと考えてください。
所要時間: 300分
スケジュール
- 個人作品の「テーマ」「企画書」提出
- 「企画書」検討(1)
- 「企画書」検討(2)
- 撮影前の「構成表」の提出
- 「構成表」の検討(1)
- 「構成表」の検討(2)
- 「映像」の点検 追加取材の検討(1)
- 「映像」の点検 追加取材の検討(2)
- 編集前の「構成表」の提出
- 編集(1)
- 編集(2)
- 編集(3)
- 仕上げ(ナレーション原稿など)
- 作品提出・講評・まとめ
教科書
後期ゼミは,グループでの夏合宿の課題作品の提出,他大学との交流授業用の課題,さらに個人制作課題と忙しさが一気に増します。先先へと計画的に作業してください。
想像力欠如社会
著者: 水島宏明 編著
出版社: 弘文堂(2018)
ドキュメンタリーを作る2.0〜スマホ時代の映像制作〜
著者: 山登義明
出版社: 太洋社(2016)
参考書
書籍情報はありません。