演習IIb

文学部 - 新聞学科

HJN21713

コース情報

担当教員: 水島 宏明

単位数: 1

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木4

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

15%

授業参加

15%

レポート

10%

その他

提出された課題作品(映像作品が主で,文章作品も評価)の内容の完成度やそこにいたるプロセスを評価します。

60%

詳細情報

概要

貧困,障がい,差別,災害,外国人等の社会包摂など,社会にある様々な問題・課題を取材し,映像ドキュメンタリーにして伝える作業をします。 「個人」で企画を練って継続して撮影し,15〜20分程度のドキュメンタリー作品(ニュース特集と同程度の尺)を制作します。 「東京ビデオフェスティバル」「国際赤十字ヤング・リポーター・コンペティション」等の外部コンクールに出品し,入賞を目指します。 ゼミ生は「テレビ制作1」あるいいは「テレビ制作2」のテレビセンター授業を履修して,テレビセンターを利用しやすい環境にしてください。 他方で,大学の外を撮影してドキュメンタリー作品として通用するレベルを目指します。

目標

人と向き合う「映像ジャーナリスト」の応用的な実践能力を身につける。 相手との交渉,関係構築,映像取材などの基礎的な行動を個人でできるようになる。 作品づくりにあたって,関係するデータの挿入などジャーナリズムで基本となるプロセスを理解してノウハウを習得し,ビデオジャーナリストとして動ける力を身につける。 取材するテーマの発見,取材の交渉,撮影,編集などのプロセスを通して,理性と感性で伝えるというドキュメンタリーの中級段階のスキルを身につけます。 この演習は,「ジャーナリズム」コースの演習である。

授業外の学習

授業時間外では,ジャーナリズムに関連する課題本を読むほか,ドキュメンタリー作品を視聴して研究します。 実際の取材(下調べ,相手との交渉,撮影),編集などの作業は,授業時間外に行ってくdさい。 映像作品づくりが主になりますが,他に文章ルポにも作品化していきます。 ゼミの授業は,あくまで学生が授業時間外に「取材」したプロセスを<確認する場>だと考えてください。

所要時間: 300分

スケジュール

  1. 個人作品の「テーマ」「企画書」提出
  2. 「企画書」検討(1)
  3. 「企画書」検討(2)
  4. 撮影前の「構成表」の提出
  5. 「構成表」の検討(1)
  6. 「構成表」の検討(2)
  7. 「映像」の点検 追加取材の検討(1)
  8. 「映像」の点検 追加取材の検討(2)
  9. 編集前の「構成表」の提出
  10. 編集(1)
  11. 編集(2)
  12. 編集(3)
  13. 仕上げ(ナレーション原稿など)
  14. 作品提出・講評・まとめ

教科書

後期ゼミは,グループでの夏合宿の課題作品の提出,他大学との交流授業用の課題,さらに個人制作課題と忙しさが一気に増します。先先へと計画的に作業してください。

  • 想像力欠如社会

    著者: 水島宏明 編著

    出版社: 弘文堂(2018)

  • ドキュメンタリーを作る2.0〜スマホ時代の映像制作〜

    著者: 山登義明

    出版社: 太洋社(2016)

参考書

書籍情報はありません。

© 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.