演習 I (メディアリテラシー)【Fクラス】*

文学部 - 新聞学科

HJN11606

コース情報

担当教員: 髙橋 直治

単位数: 2

年度: 2024

学期: 4クォーター

曜限: 水2, 木2

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

15%

授業参加

15%

レポート

15%

授業内期末試験

授業期間中

15%

その他

課題などに取り組む姿勢を評価。詳細は授業で提示する。グループで行う実習授業のため,原則として全回出席を求めます。欠席が多い場合,特に5回を超えた場合には原則として単位取得はできません。

40%

詳細情報

概要

この授業の目的は,コミュニケーションとしてのテレビメディアの映像表現の基礎的知識と方法を理解することにある。授業では,映像表現の基礎的知識を講義した後,テレビセンターのスタジオ設備を利用した,短いテレビ番組を制作する。スタジオ収録によるテレビ番組という手法で「伝えること」の基本を学びます。

目標

メディアとしてのテレビジョンの理解とメディアリテラシーの向上。スタッフ間で協働しながら,基本的な制作フローの中での創意工夫を重ねて,「伝えたいこと」を映像と音響によって表現し,伝える実践力,及び,「演出」というものの方略と捏造の両義性への理解を身につける。

授業外の学習

指定された基本文献による知識の確認。本番収録のためのプリプロダクション(取材・企画・構成・収録構成台本作成,等)は多岐にわたる。

所要時間: 240分

スケジュール

  1. ガイダンス
  2. メディアとは
  3. メディア・コミュニケーションとは
  4. テレビ・メディアの特性
  5. 施設・機器の説明
  6. 制作トレーニング
  7. 制作実習(1)
  8. 制作実習(2)
  9. 制作実習(3)
  10. 制作実習(4)
  11. 制作実習(5)
  12. 制作実習(6)
  13. 上映会&反省会で議論 あらためて映像メディアの特徴とは
  14. 授業内で提示した授業外の学習課題を実施し,レポートを提出する 映像メディア表現のリテラシーについて,確認を行う

教科書

教科書の使用については授業内でそのつど指示します。

  • 『放送を学ぶ人のために』

    著者: 小野善邦 編

    出版社: 世界思想社/2005

  • 『想像力欠如社会』

    著者: 水島宏明 編

    出版社: 弘文堂/2018

  • 『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ: 増補新版世界を信じるためのメソッド』

    著者: 森 達也

    出版社: ミツイパブリッシング・2019

参考書

適宜授業内で,指示しますが,以下のものは,積極的に目を通すことを推奨します。

  • 『テレビジョン:テクノロジーと文化の形成』

    著者: レイモンド・ウィリアムズ

    出版社: ミネルヴァ書房・2020

  • 図説 日本のメディア[新版]

    著者: 藤竹暁・竹下俊郎

    出版社: NHKブックス・2018

  • 『映像とは何だろうか ― テレビ制作者の挑戦』

    著者: 吉田直哉

    出版社: 岩波書店・2003

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