国語科教育法III

文学部 - 国文学科

HJL67700

コース情報

担当教員: 比留間 健一

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 金6

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

リアクションペーパー

30%

レポート

50%

その他

リアクションペーパーには,小テスト的要素を含むことがある。

0%

詳細情報

概要

中学校・高等学校の国語科の授業にかかわる諸問題を講義形式で取り上げていく。受講者はその内容に関連づけながら,授業の事前準備である教材研究をして学習指導案を作り,模擬授業を実施する。

目標

1)中学校・高等学校の国語科の教育目標を,学習指導要領に沿いながら理解する。 2)検定教科書の実際の教材を材料に,具体的な授業場面を想定して授業設計を行うための知識と方法を修得する。

授業外の学習

事前に配信されている模擬授業教材のすべてに目を通した上で,当該の回の下読みをしておく。模擬授業担当者はその上で学習指導案や補助教材を作成する。

所要時間: 一般受講者は200分程度。模擬授業担当になればそれ以上。

スケジュール

  1. 以下は予定であり,授業の進捗状況と受講者のネット環境により,各テーマの回数と順序は変更することがありうる。また,教育の現場での最新の話題は,随時取り上げる。第1回は昨年までの経験を示しながら,今年度の計画と実施方法を具体的に説明する。
  2. 学習指導案作成にあたっての留意点の説明。
  3. 漢字学習,文法指導の留意点。
  4. 教室の生徒全員が「その教材を一回は読んだ」という状態を,どのようにして作るか。この回までを目途に,受講者が模擬授業で担当する教材と実施の順番を確定させ,模擬授業を始めたい。
  5. 現代文教材(小説分野)についての指導上の留意点。
  6. 古文教材についての指導上の留意点。
  7. 現代文教材(評論分野のうち,社会科学系の領域)についての指導上の留意点。
  8. 漢文教材についての指導上の留意点。
  9. 現代文教材(評論分野のうち,人文科学系の領域)についての指導上の留意点。
  10. .詩・短歌・俳句の授業について。
  11. 背景となる学問領域の授業への活用。史学・哲学・文学・語学の領域を中心に。
  12. 試験問題作成の留意点。
  13. 読書指導の留意点。
  14. ここまでの授業の経験を踏まえ,自分が担当した教材の学習指導案の決定版を作成し提出する。

教科書

検定教科書教材がテキストになる。配信方法は開講時に指示する。昨年度はロヨラ掲示板を通じて配信した。

    参考書

    書籍情報はありません。

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