国語学演習IIb
文学部 - 国文学科
HJL58400
コース情報
担当教員: 近藤 泰弘
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木3
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
20%
レポート
50%
小テスト等
30%
詳細情報
概要
コンピュータによって日本語研究を行うための,基礎的な方法を学ぶ。プログラミングをする必要はないが,こちらで用意したアプリケーションを使って,データ分析を行って,古典語の文法記述を行う。昨年の授業では,青空文庫の夏目漱石作品を扱ったが,今年度は,古典語(主に平安時代語)の文学作品テキストを扱う。古今集,竹取物語,源氏物語,枕草子など有名作品を中心とする。 また,昨年度は,ベクトル分析の方法を扱ったが,今年度はさらに高度な分析にも取り組んでみたい。前半は講義で内容を補ってから,後半は演習発表になる。
目標
コーパスやオープンデータなどの電子的な形になった文学作品について,コンピュータを用いて分析する方法を身につける。
授業外の学習
毎時間ごとに予習と復習でコンピュータ作業が必要。自宅あるいは大学のPCを活用すること。
所要時間: 190分
スケジュール
- 日本語をコンピュータで扱う方法概論(講義)
- 文字コードとファイルなど基本原理(講義)
- オープンデータや,コーパスについて(講義)
- 具体的なアプリケーションの使い方と分析方法(講義)
- 演習発表1 コーパス分析1
- 演習発表2 コーパス分析2
- 演習発表3 コーパス分析3
- 演習発表4 コーパス分析4
- 演習発表5 ベクトル分析1
- 演習発表6 ベクトル分析2
- 演習発表7 ベクトル分析3
- 演習発表8 ベクトル分析4
- 演習発表9 ベクトル分析5
- レポートにむけてのまとめの討議
教科書
テキストは授業中に指示します。
参考書
書籍情報はありません。