古典文学演習IIb
文学部 - 国文学科
HJL56800
コース情報
担当教員: 本廣 陽子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水1
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
20%
レポート
30%
その他
発表内容
50%
詳細情報
概要
春学期に引き続き,『源氏物語』「賢木」巻を日本大学図書館蔵三条西家本で読む。 はじめの2回は講義形式で行い,その後,受講者に発表してもらう。発表者は担当箇所を翻字し,青表紙本諸本の校異を確認し,用例を挙げながら語釈をつけ,全体を解釈して現代語訳をつける。 くずし字を読む,辞書を引く,用例をふまえて精読するといった,研究をする上での基礎的な知識と方法を身につける。さらに,問題を発見し,自分の論を持つための力の育成を促す。 授業の方針や内容について説明するので,第一回の授業に必ず出席すること。
目標
読解力を養うとともに,研究上必要な基礎的知識と方法を学び,自力で問題を発見する力をつける。
授業外の学習
発表の担当箇所以外も毎回翻字し,内容を理解してから授業にのぞむこと。授業終了後は,自分の翻字や解釈の間違い等を再度確認し,授業で示された文献を読むこと。
所要時間: 190分
スケジュール
- ガイダンス①―源氏物語研究の基礎知識
- ガイダンス②―発表の方法/賢木巻前半部について
- 「賢木」巻,発表①
- 「賢木」巻,発表②
- 「賢木」巻,発表③
- 「賢木」巻,発表④
- 「賢木」巻,発表⑤
- 「賢木」巻,発表⑥
- 「賢木」巻,発表⑦
- 「賢木」巻,発表⑧
- 「賢木」巻,発表⑨
- 「賢木」巻,発表⑩
- 「賢木」巻,発表⑪
- 「賢木」巻,発表⑫ まとめ
教科書
第1回の授業で指示する。
参考書
授業内で指示する。