古典文学史Ａ
文学部 - 国文学科
HJL55300
コース情報
担当教員: 瀬間 正之
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木3
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
10%
授業参加
10%
リアクションペーパー
30%
授業内期末試験
授業期間中
50%
その他
試験の結果如何で,レポートを課す場合もある。
0%
詳細情報
概要
上代文学史について学ぶ。「文学史は成り立つか」という問題を絶えず念頭に入れながら,発祥史から,上代文学の歴史を考える。口誦と文字の問題を踏まえ,金石文・木簡・祝詞・宣命・記紀万葉・風土記・懐風藻の本文の読解を行い,漢字のみで書かれた上代文学の特質を考察する。
目標
１．上代文学史に関する基礎知識を習得する。 ２．上代文学の研究史について理解を深める。 ３．上代文献を読解できるようにする。
授業外の学習
１．担当部分の読解 ２．東京国立博物館考古館展示の金石文の観覧
所要時間: 200分
スケジュール
- 文学史は成り立つか
- 発祥史(歌経標式と古今和歌集序)
- 文字記載と文学(古語拾遺冒頭文と金石文･木簡)一
- 文字記載と文学(古語拾遺冒頭文と金石文･木簡)二
- 祝詞と宣命
- 記紀総論・記紀歌謡
- 古事記
- 日本書紀
- 風土記
- 万葉集一
- 万葉集二
- 懐風藻一
- 懐風藻二
- 確認テスト
教科書
テキスト以外に資料をMoodleにアップする。
年表資料上代文学史
著者: 金井清一・小野寛
出版社: 笠間書院
日本書紀の謎を解く 述作者は誰か
著者: 森博達
出版社: 中央公論新社・1999
参考書
書籍情報はありません。