漢文学史
文学部 - 国文学科
HJL11800
コース情報
担当教員: 長尾 直茂
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木2
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
25%
授業参加
25%
リアクションペーパー
25%
レポート
25%
詳細情報
概要
漢文学の歴史を学ぶ上で精読あるいは選読すべき漢籍,古来初学者の入門書として広く行われた漢籍を材料とし,それを概述するとともに,具体的作品や事例に即して,漢文読解及び原典資料を扱うための基本的問題を取り上げる。本年度の講義では,漢詩に関する基礎的な事項を学ぶ。
目標
漢詩文を読解するための基礎力を身に着ける。また,漢字文献を読むための方法を学習する。
授業外の学習
授業前に配布されたプリントは,必ずあらかじめ読んでおくこと(100分)。また,授業後には関連する書籍を読んだり,さらに独自に調べを進めたりすることを通じて,学習内容を自ら深めてゆくことを心がける(100分)。
所要時間: 200分
スケジュール
- 導入(詩とはいかなるものであるか)
- 漢詩概説1(古詩)―『詩経』
- 漢詩概説2(古詩)―『楚辞』
- 漢詩概説3(古詩)―漢代の詩歌
- 漢詩概説4(古詩)―魏晋の詩1
- 漢詩概説5(古詩)―魏晋の詩2
- 漢詩概説6(近体詩)―唐という時代について
- 漢詩概説7(近体詩)―押韻・平仄について1
- 漢詩概説8(近体詩)―押韻・平仄について2
- 漢詩概説9(近体詩)―押韻・平仄について3
- 漢詩概説10(近体詩)―初唐の詩
- 漢詩概説11(近体詩)―盛唐の詩・李白
- 漢詩概説12(近体詩)―盛唐の詩・杜甫
- 漢詩概説13(近体詩)―中・晩唐の詩
教科書
授業内容に応じて,原典資料の複写を配布する。
参考書
授業内容に応じて,いかなる工具書を用いればよいのか詳述する。