漢文学概説
文学部 - 国文学科
HJL11700
コース情報
担当教員: 長尾 直茂
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木2
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
20%
リアクションペーパー
20%
レポート
20%
小テスト等
20%
詳細情報
概要
古典学の重要な分野の一つである漢文学を修めるために必要とされる基本的な事項を詳述する。特に本講義では漢詩文集(「集部」の漢籍)を題材とし,その精確な読解のために必要な書籍(工具書)にはどのようなものがあるのか,またそれらをどのように用いればよいのか等の具体的な学習方法を示してゆく。
目標
漢文の基礎的な読解力を身に着ける。
授業外の学習
授業前に配布されたプリントは,必ずあらかじめ読んでおくこと(100分)。また,調査の課題については,図書館等で工具書を用いて調べることが必要となる。その方法を学ぶことが,本講義の目的の一つでもあるので,講義時に述べることをよく理解して調査に臨み,事前調査で調べきれなかった事項などを講義後に調べ直すこと(100分)。
所要時間: 200分
スケジュール
- 導入(中国文学と漢文学)
- 漢詩文を読むための工具書の紹介1 (辞書類)
- 漢詩文を読むための工具書の紹介2 (索引類)
- 漢詩文を読むための工具書の紹介3 (地図・年表,人名辞典類)
- 工具書の使い方の解説1
- 工具書の使い方の解説2
- 工具書の使い方の解説3
- 工具書を用いて調べる1
- 工具書を用いて調べる2
- 工具書を用いて調べる3
- 経部漢籍に関する解説
- 史部漢籍に関する解説
- 子部漢籍に関する解説
- 集部漢籍に関する解説
教科書
講義内容に応じて随時にプリント教材を配布するので,テキストは特に定めない。
参考書
学習・研究のために参考とすべき書物を紹介すること自体が本講義の目的でもあるので,授業時に詳述する。